土下座で頼んでみた MFC

ふなつかずき(著者)

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2018/03/30
• JAN: 9784040696928

商品レビュー

2018/05/11

シンプルに凄い
植芝理一先生の『大蜘蛛ちゃんフラッシュバック』も描き手の趣味および性癖が炸裂している作品だな、と感じるが、この『土下座で頼んでみた』も結構なもんだ
感想を書く前にまず、言っておきたい。ふなつ先生、（２）を出してください0r2
私なんぞの土下座じゃ、大した価値はないかもしれませんが、この単行本を読んだファン全員が土下座の構えを取ったのなら、作中の男と同じくらいの効果を発揮したんじゃないでしょうか
ほんと、（２）を出さなかったら、もったいないですよ
もっと、ふなつ先生の引き出しの中身を見せて下さい。まだ、色々と溜め込んでるんでしょう、キュンと来るシチュエーションを
絶対ぇ、（２）はこの巻より売れますよ
土下座はカッコ悪い、そのイメージは『どげせん』や『謝男』などのチープな作品で払拭されているけれど、この『土下座で頼んでみた』は、男のロマンが詰め込まれ、同時に、男に夢を見せ、膨らませ、与えてくれる
たかが土下座、されど土下座。本物のモノを持っている男が土下座の体勢に入ったら、どんなヒロインもお願いを拒めない。仮に「ＮＯ」と言っても、強制的に力が働き、曝け出す事になってしまう
もう、ここまで来ると、才能どころか、異能である。異常性か、スタンド能力なのか、と疑ってしまうほど
当然と言えば当然だが、ヒロインが可愛いってのも強みだ
『妖怪少女』を読んでいたので驚きに新鮮さこそは欠けるが、それでも、ふなつ先生の女の子愛は十二分に感じられる。どんなタイプの女の子にも、他のヒロインに負けない長所や武器がある。そこを誇って欲しいって思いがなければ、こんなにも男心を蜂の巣にはできまい
お楽しみページがフルカラーだからか、値段は少しばかりお高め。だが、読んだら、適正価格だ、と感じた者は多いはずだ
現代版と異世界版の２パートに分かれているのだが、個人的には、もうちょい、モンスター娘への土下座が多かったら嬉しかったな
なので、（２）はモンスター、あえて言うなら、妖怪娘を増やしてください、お願いします
また、マニアック過ぎないか、着眼点が、と他の読み手から言われそうだが、サブタイトル（でいいのかな？）にもセンスを感じられ、勉強になった
個人的に、このサブタイトルが「ある」と「ない」では、魅力が段違いだ、と感じたほど
どのヒロインも可愛いが、私的に好みがドンピシャだったのは、学校編だと一人目の女の子、異世界編ではスライム娘
貧乳、いや、微乳っ娘は、断崖絶壁っぷりが最高なので。巨乳に顔を埋めたいって気持ちもあるが、男の方があるんじゃね、と思うくらいのツルペタな方が、ずっと弄っていられる気がする
スライム娘の方は、エロさ云々っつーよりも、逆転の発想で羞恥心を与えたトコに感心してしまったからだ。おっぱいや秘所ってのは隠されている状態から晒される事にエロさが宿るのだろう。ふなつ先生、大人の男だなぁ
この台詞を引用に選んだのは、主人公の凄味を特に感じられると同時に、ふなつ先生に（２）を出すやる気があるのでは、と期待が抱けたので。どこでも、いつでも、相手が誰でも、自分の欲望は制御せず、男らしく、それをぶつける。しかも、そこには傷つけないって信念がある。時たま、泣かせちゃうコトはあるけど、ちゃんとフォローをしているんだろう

2018/04/02

表紙買い。
というか、あまりにもくだらなさそう（褒め）だったので購入。

とにかく土下座して おっぱい とかパンツを見せてもらう本。
ゲマズの特典は乳首丸出し掛け替えブックカバーだった（ただし絵柄は本編内のもの）。

対象は貧乳から普通乳、陥没、合法ロリ、獣娘や妖精までバラエティに富んでいる。
表紙の娘もカバー裏で見せてくれる。
奇乳が出てこないのも好感度高い。

主人公（土下さん）はキモオタなのかな？って思いそうだけど、土下座しただけで見せてくれるんだし、愛の重たい妹（ただし血が繋がってるのかは不明）もいるしで、実ははかなりな勝ち組。
ていうか、むしろ何人かは明らかに好意を抱いてそうだ。

学園編から始まり途中から異世界編に入るのだけど、ちゃんとストーリー仕立てになってて無意味に凝ってるところとか好き。
最後に現実世界に戻って来れたし、個人的には続編も見てみたいから売れると良いと思う。

ちなみに、肝心のページは全てカラーだけど、途中は線画だったりするから「じらされてる間が至高なんじゃないか！」って人にはオススメできない。