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もうひとつの屋久島から 世界遺産の森が伝えたいこと フレーベル館ノンフィクション
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | フレーベル館 |
発売年月日 | 2018/03/01 |
JAN | 9784577046258 |
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もうひとつの屋久島から
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商品レビュー
3.9
14件のお客様レビュー
世界遺産に認定されて、その後島の環境が目まぐるしく変わったことについて、屋久島にルーツを持つ2世の同級生の話を聴いたことを思い出した。 島という環境だからこそ、そこにしかないものがある。 ただ、それは太古の昔から脈々と受け継がれてきたもので、一朝一夕でできたものでないことが多い。...
世界遺産に認定されて、その後島の環境が目まぐるしく変わったことについて、屋久島にルーツを持つ2世の同級生の話を聴いたことを思い出した。 島という環境だからこそ、そこにしかないものがある。 ただ、それは太古の昔から脈々と受け継がれてきたもので、一朝一夕でできたものでないことが多い。賞賛こそすれ、それを体験したいがために訪れる観光客のエゴについて、その時は考えさせられた。 移住して屋久島発の発信を心に決めた著者は、かつての黒歴史についても触れ、それを紐解いている。生きていくための生業として屋久杉を伐採せざるを得なかった過去。環境保護と食い扶持はいつも相反しているようにも思え、その程よいバランスは難しい。生きていくための食い扶持、生態系サービスを享受するために、人はもっと謙虚に対峙せねばならない。その事実を身をもって知っている人たちは一体どれほどいるのだろうか。
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世界遺産に登録されたこといよって、観光客がふえたのはいいけど、 そのせいで、縄文杉が傷ついたのは残念だと思う。 そのあとの栄養分をあたえすぎて逆効果など、確かに縄文杉が不幸におもえた。
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世界遺産に登録されている屋久島。 深刻な現実を切実に訴えるこの作品は、是非とも読んでほしいです。
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