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1930年代のモンゴル・ナショナリズムの諸相 満州国の内モンゴル「知識人」の民族意識と思想
8,360円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 晃洋書房 |
発売年月日 | 2018/02/01 |
JAN | 9784771029460 |
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1930年代のモンゴル・ナショナリズムの諸相
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博論もの。内モンゴル大文学部出身ということで、モンゴル文、漢文、日文、全てに通じている様だ。キリル文字は読めるのか分からんが、原文モンゴル文字文と思われる箇所の引用はアルファベット表記である。横書き本ということもあるが、モンゴル語はアルファベットの表記法はあるのか。この時代のテー...
博論もの。内モンゴル大文学部出身ということで、モンゴル文、漢文、日文、全てに通じている様だ。キリル文字は読めるのか分からんが、原文モンゴル文字文と思われる箇所の引用はアルファベット表記である。横書き本ということもあるが、モンゴル語はアルファベットの表記法はあるのか。この時代のテーマといえば、楊海英だけど、著者としては評価をした上で、違和感もある様だ。当時のモンゴル・ナショナリズムは近代化ナショナリズムであった訳だが、そのモデルは日本だけではなく、中華民国でもあったということはたしかであろう。その上で、中華民族言説には与しないモンゴル民族主義があった訳で、その辺を日本がうまく利用したという風にも言えるか。チンギスハーンの英雄化は日本が仕掛けたという説(小長谷有紀)もあるそうだが、それは今の「ウィグル・チベット」の様な中華民族との対抗を意識したものではなかったろう。あくまで五族協和の枠内でモンゴル・ナショナリズムをコントロールしたといったところか。
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