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陰謀の日本中世史 角川新書
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陰謀の日本中世史 角川新書

呉座勇一(著者)

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陰謀の日本中世史 角川新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2018/03/09
JAN 9784040821221

陰謀の日本中世史

¥1,320

商品レビュー

3.8

52件のお客様レビュー

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2026/07/12

歴史学者である著者が歴史上の出来事に関する陰謀論を批判する内容の本。自然科学でいう疑似科学の歴史学版と位置付けられている。 どのような陰謀論が唱えられ、どのような理路によるのか、どこが間違いなのかをいくつかの類型に分けて解説している。 全体を通してフィクションであれば面白いような...

歴史学者である著者が歴史上の出来事に関する陰謀論を批判する内容の本。自然科学でいう疑似科学の歴史学版と位置付けられている。 どのような陰謀論が唱えられ、どのような理路によるのか、どこが間違いなのかをいくつかの類型に分けて解説している。 全体を通してフィクションであれば面白いような話が現実にはあり得ないということをドライに書いている。 著者の認識としては一般向けのまじめな通俗書ということらしいが、専門家の書く文章なので、厳密ではあるもののとっつきづらいところはある。

Posted by ブクログ

2025/12/11

陰謀はある。 でもあれもこれも陰謀ではない。 という前提を持っているにも関わらず、特に日本の歴史上の陰謀論は楽しい。 幕末や本能寺、関ヶ原など、陰謀の存在を唱える人の分だけ、いろいろな説がある。 その中で、本書は「そこに陰謀はない。それよりも事実の方が面白い」と説く。 保元の乱...

陰謀はある。 でもあれもこれも陰謀ではない。 という前提を持っているにも関わらず、特に日本の歴史上の陰謀論は楽しい。 幕末や本能寺、関ヶ原など、陰謀の存在を唱える人の分だけ、いろいろな説がある。 その中で、本書は「そこに陰謀はない。それよりも事実の方が面白い」と説く。 保元の乱以降の有名なトピックを順に解き明かしつつ、本来であれば歴史学者が俎上にも上げない、世にあふれるいわゆる陰謀論を論破。 併せて陰謀論の法則として、 「特定の人物・団体があらかじめ仕組んだ筋書き通りに歴史が進行したと考える」(=因果関係の単純、明快すぎる説明) 「結果から逆算して原因を引き出す」 「論理の飛躍」(存在の立証できない裏を読んで想定で進める) 「検証責任を批判者側に求める」(悪魔の証明) といった項目を上げ警鐘を鳴らすと共に、学会の無関心が陰謀論を助長させると締める。 情報がどんどん入ってくる現代だからこそ、安易なもの受け入れず、あくまでそう言っている人もいるくらいの距離感を保ちつつそれらを楽しむくらいで良いんだろう。

Posted by ブクログ

2025/08/23

タイトルはおどろおどろしいが、要は日本中世史に蔓延るトンデモ話を1つ1つ丁寧に斬っていこうと言う本である。どこかで聞いたことのある話から存在すら知らなかったもの、果ては部分的に信じていたものまでその内容は多岐にわたる。 大事なことは歴史であろうと情報のアップデートは必要ということ...

タイトルはおどろおどろしいが、要は日本中世史に蔓延るトンデモ話を1つ1つ丁寧に斬っていこうと言う本である。どこかで聞いたことのある話から存在すら知らなかったもの、果ては部分的に信じていたものまでその内容は多岐にわたる。 大事なことは歴史であろうと情報のアップデートは必要ということ。たとえば頼朝義経初期から不仲説や日野富子悪女説などは30年前に歴史を齧って以降そのままという人は割と信じている可能性が高い。全てのアップデートについて把握することは不可能であるしまたその必要もないのだが、自分の頭の中に刷り込まれた歴史観が絶対ではないということを前提に情報を仕入れた方が良いのだろう。 またトンデモ論に関してある程度存在を把握しておくとともにその特徴を掴んでおくことも肝要だ。「因果関係が単純明快」「完全な反証が作りにくい」物に関してはすぐに飛び付かず、一旦話半分に聞いておいた方が良いだろう。

Posted by ブクログ

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