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淡海乃海 水面が揺れる時(弐) 三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲
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淡海乃海 水面が揺れる時(弐) 三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲

イスラーフィール(著者), 碧風羽

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淡海乃海 水面が揺れる時(弐) 三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 TOブックス
発売年月日 2018/03/10
JAN 9784864726726

淡海乃海 水面が揺れる時(弐)

¥1,425

商品レビュー

4.5

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2020/09/01

足利義輝、死す!

 前巻のラスト、元服して幼名竹若丸から基綱となった主人公。六角家として は臣従させるつもりだったでしょうけど、そのパワーたるやとても抑えきれる モノではなく、六角家当主の娘婿扱いとして遇するハメとなる。むろん朽木与 五郎基綱としても、その庇護下にある猶予を利して、自らの勢力...

 前巻のラスト、元服して幼名竹若丸から基綱となった主人公。六角家として は臣従させるつもりだったでしょうけど、そのパワーたるやとても抑えきれる モノではなく、六角家当主の娘婿扱いとして遇するハメとなる。むろん朽木与 五郎基綱としても、その庇護下にある猶予を利して、自らの勢力の底上げを狙 っている。  歴史を知るものとして、有為な人材のスカウトが容易にできるというアドバ ンテージを生かし、主人公はこの巻で明智光秀、竹中半兵衛らの獲得に成功し ています。今後の歴史の展開に色々影響を与える事案ではあります。  川中島の戦い。信玄と謙信の直接対決で知られる第四次戦であるけど、基綱 が謙信になしたという「助言」のせいなのかどうか、武田軍の惨敗という結果 がでてしまう。信玄はその一件を根に持ち「あの助言さえなければ」とのコト バを遺し憤死!結果として武田家の家運は一気に衰亡へと傾き、有力な家臣た ちの離反を招き、真田幸隆(かの幸村の父です!)らの朽木家への仕官が続出 する結果となったわけです。  そして本巻で川中島に並んでおこったビッグイベント、永禄の変! 三好家による足利義輝襲撃・暗殺事件。これほぼ史実どおりです。 主人公、与五郎基綱はご存じのように、義輝を厄介者と呼び、疫病神扱いさえ してきました。ただ一時期、朽木領にてその人柄にふれていたせいか、そんな 口に出していうほど嫌っていたわけではなかった。 僕にはそう感じられます。そのことは後継となった義昭と比較すると、歴然と した違いがある。だからこそ、226ページ。妻の小夜さまとのあんな会話の シーンもあったのだと思います。 「殿も元気をだしてください」 「俺は元気だ」 鬱陶しいのが居なくなって清々したわ 「皆心配しておりますよ」 「・・・俺は元気だ」 主人公、直接的な描写こそありませんが、ずいぶんとヘコんでいたのだと思い ます。義輝という人物に対して辛辣な(主人公の)評価が多いこの作品です が、その最期のシーンでこんな描写があります。 押し寄せる三好勢を迎え撃ち孤軍奮闘して、斬りまくる将軍・義輝! そして逝く前の、誰一人として知るもののない義輝の思い。 「爽快なまでの充実感があった。戦うとはこれ程まで心地よいものであったか ・・・愚かであったな、当てにならぬ大名に文を送るなどせず、自ら兵を挙げ るのであった。自ら戦わずして如何にして勝つことが出来よう(中略)与五 郎、その方と共に馬を走らせたかったな、軍を率いて青い空の下を何処まで も、何処までも・・・」 これは、報われることの少なかった将軍・義輝公への作者からのレクイエムだ ったのでしょうか?

士門

2024/10/22

国も栄それに伴い敵も増える 忍びを使い情報をたくみにあやつり状況を有利にするのはさすが また、信長同様、農民を大切にするところもいい 幼子だと思ったらあっという間に大きくなった気がする

Posted by ブクログ

2022/08/12

朽木基綱はますます勢力範囲を伸ばしていく。浅井を打ち破り、六角の分裂の間に坂田郡を吸収し、今浜(長浜)に城下町を造る。さらに敦賀を手に入れ、加賀一向宗も退け、越前まで手を伸ばし、百万石となる。なんと比叡山焼き討ちも行うのだ。信長と手を結び、墨俣城建築のヒントを与えたりする。明智光...

朽木基綱はますます勢力範囲を伸ばしていく。浅井を打ち破り、六角の分裂の間に坂田郡を吸収し、今浜(長浜)に城下町を造る。さらに敦賀を手に入れ、加賀一向宗も退け、越前まで手を伸ばし、百万石となる。なんと比叡山焼き討ちも行うのだ。信長と手を結び、墨俣城建築のヒントを与えたりする。明智光秀や竹中半兵衛や武田の国人たちを次々と配下に入れる。しかし、重視しているのは、石鹸、綿花栽培、清酒製造、鉄砲製造などの興業であり、交易である。明や蝦夷とも交易する。関所を排していることもあり、商品も豊富なので、商人たちがたくさん朽木領内を行き来している。銭で兵を雇う。一見、非常に順調だが、いろいろな駆け引きも駆使している。その辺のことも詳細に描写しているので、読んでいて非常に面白い。一つ年上の小夜(13歳で嫁いできて今は16歳か)とのやり取りもほのぼのしていていいね。

Posted by ブクログ

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