商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2018/03/01 |
JAN | 9784480823793 |
- 書籍
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俳句の誕生
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俳句の誕生
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「俳句の誕生」(長谷川 櫂)を読んだ。 骨太の俳句論です。 ここまで真剣に『言葉』について掘り下げるんですね。 少し長いが、印象的な部分を引いてみる。 『言葉以後の人類はこうして言葉の罠にかかってしまった。言葉の檻に閉じ込められ、言葉の鉄格子によって永遠の静寂から遠ざけられた...
「俳句の誕生」(長谷川 櫂)を読んだ。 骨太の俳句論です。 ここまで真剣に『言葉』について掘り下げるんですね。 少し長いが、印象的な部分を引いてみる。 『言葉以後の人類はこうして言葉の罠にかかってしまった。言葉の檻に閉じ込められ、言葉の鉄格子によって永遠の静寂から遠ざけられた。(中略)いいかえれば、言葉の檻に幽閉された人間がかすかに覚えている言葉以前の世界、永遠の静寂への郷愁!それこそが詩歌なのだ。』(本文より) ついわかったようなつもりになってしまうが、ズーン!と深い深い世界なのだよね。 そういえば「切れ」については詳しく述べているが「季語」についての言及があまりなかったな。 お気に入りの俳句をふたつだけ引く。 《さみだれや大河を前に家二軒 蕪村》 《滝の上に水現れて落ちにけり 後藤夜半》 あー面白かった。
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