和の文化をうけつぐ日本の伝統もよう(1) 植物・動物のもよう 桜・千鳥ほか

小山弓弦葉

• 販売会社／発売会社: 汐文社
• 発売年月日: 2018/02/01
• JAN: 9784811324647

商品レビュー

2024/09/10

日本の植物、動物をモチーフにした模様の由来について紹介している子供向けの本。写真も多く、親しみやすい。

光琳模様が面白かった。
デザインが、当時は斬新だったのだろうなと想像がついた。

知っているようで知らないことがあり、興味深かった。

勉強になったのは以下の部分。

竹を丸く表した模様を竹輪。丸模様は縁起が良いとされた

桐に鳳凰が住み、竹の実を食べる伝説から桐竹鳳凰

菊の花が皇室の紋章として使われたのは後鳥羽上皇から。正式に紋章となったのは明治時代。

網干千鳥の組み合わせ

ふくら雀の帯の結び方の由来

豊秋津島　実り豊かでトンボがたくさん飛んでいる国
秋津＝蜻蛉　
蜻蛉は前にしか進まないから勝ち虫とも

獅子
ペルシャではライオンは聖なる動物とされ、体の表面に太陽を表す円形モチーフが書かれていた
毛卍文が描かれる。