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コマドリの賭け(上) 集英社文庫
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コマドリの賭け(上) 集英社文庫

ジョー・ネスボ(著者), 井野上悦子(訳者)

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コマドリの賭け(上) 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2018/02/20
JAN 9784087607468

コマドリの賭け(上)

¥1,012

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2024/10/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

第1作目から自国ではなくオーストラリアを舞台に活躍したハリー・ホーレ。 2作目は未訳だが、本書内で過去の事件と思われる「バンコク」のことに言及されているのでタイが舞台だったのかな。 そして3作目の本書。 舞台はノルウェー。 掴みが難しい。 米国大統領訪問につき警護中に関係組織間のコミニュケーションミスでシークレット・サービスを誤射してしまうミスを犯したハリー。 上層部の隠蔽工作のもと「昇進」という形でスパイ活動の監視等を生業とする公安部門へ異動となる。 そこで目にした密輸武器の疑いがある報告書。 と並行して語られる、第二次世界大戦中の兵士たちの物語、死期を目前と悟ったとある老人の穏やかならぬ計画。。。 思わせぶりなエピソード多数、何と何がどう繋がっているのかわけわからず混沌とする。 1作目であんなことがあったにも関わらず、ふとした出逢いにのぼせ上がってしまうハリー、そしてそれが実を結びそうな都合の良い展開、とにかく女性を食い物にする典型のように描かれ不快感ハンパないイケオジ外務次官など、いろいろと鼻につくところはあるけど、次第に物語の焦点があってくると中々夢中になる。 いや、でも、それはやめて欲しい前半戦の終わり。

Posted by ブクログ

2022/12/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ハリー・ホーレ刑事シリーズ2作目。 (翻訳されていないのが1冊あるので、本来は3作目らしい) こんな世界の片隅で、 どんなに声を大にして叫んだところで 誰にも届かないのはわかっているが、 それでも叫ばずにはいられない。 ホーレ、おまえはなぜ大切な女性を守れないのか!!! オーストラリアが舞台だった「ザ・バット」から一転、 オスロに戻ったホーレはアメリカ大統領の訪問時に「活躍」して、 公安警察局に異動いや昇進になる。 パトカーの酔っ払い運転で同僚を事故死させてしまったが、 同僚のせいにされた過去ほどではないが、 また警察の政治的判断の結果だ。 「ザ・バット」より面白く感じるのは、 ノルウェーの過去を描いているせいなのか、 やはりホームグランドでの事件のせいか、 いや、それよりも、 ホーレにジムを勧めたり、 一緒に映画を見てくれたり、軽口をたたいたり、 事件の突破口を探す5つの言葉の「ゲーム」をしたりしてくれた、 元同僚の女性刑事の存在だな。 そう思った矢先に、彼女は殺された。 (下巻へ続く)

Posted by ブクログ

2020/09/29

ノルウェーの刑事ものなのに一作目オーストラリア、二作目タイという舞台設定を経て、三作目にして本国に戻ってきた主人公ハリー・ホーレ。これから捜査が進展しようという矢先に、魅力的で有能な相棒が無惨な死を遂げるという衝撃的な展開になった上巻。

Posted by ブクログ

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