![収容所のプルースト 境界の文学](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001900/0019004808LL.jpg)
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収容所のプルースト 境界の文学
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 共和国 |
発売年月日 | 2018/01/20 |
JAN | 9784907986421 |
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収容所のプルースト
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2023年2月 「収容所で一冊だけ許されるとすれば、どの本を持っていきますか」 ソ連収容所で零下45度に達する寒さの中での労働の後に行われた、チャプスキのプルーストについての講義の記録である。 満足に本のない収容所で、自分の記憶のみを頼りに語ったため、文学批評というよりも自分の思...
2023年2月 「収容所で一冊だけ許されるとすれば、どの本を持っていきますか」 ソ連収容所で零下45度に達する寒さの中での労働の後に行われた、チャプスキのプルーストについての講義の記録である。 満足に本のない収容所で、自分の記憶のみを頼りに語ったため、文学批評というよりも自分の思い出語りだとチャプスキは言う。 この本は、収容所を生き抜いた人の歴史的なノンフィクション要素あり、生きるのに必要なものは何かという哲学的な問いであり、もちろん『失われた時を求めて』という作品の解説である。 文学を楽しむ心は極限状況で人を生かすことができるのか、という感嘆。
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ソ連の強制収容所の中でポーランドの軍将校が、苛酷な肉体労働に耐えるために「連続講義」をしていた。その連続講義の中の、プルーストについての講義をいくつかの残存していたノートと共に復元したもの。 フランス社交界についての本など、過酷な収容所では何の意味をも持ちえない、ということはない...
ソ連の強制収容所の中でポーランドの軍将校が、苛酷な肉体労働に耐えるために「連続講義」をしていた。その連続講義の中の、プルーストについての講義をいくつかの残存していたノートと共に復元したもの。 フランス社交界についての本など、過酷な収容所では何の意味をも持ちえない、ということはない。逆にそれこそが生きる糧となったのだ。最近よく”文系”軽視的な言説を見るが、事実はそうではない、ということ。逆に”人間として生きる”ためにそうしたものこそが重要だということ。
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収容所でテキストなしに記憶だけでこれだけの講義をしたことに驚いた.またプルーストへの傾倒ぶりのわかる「失われた時を求めて」の解釈に目を見張る思いだ.
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