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東京「スリバチ」地形散歩 多摩武蔵野編 凹凸をたのしむ
2,420円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 洋泉社 |
発売年月日 | 2017/12/16 |
JAN | 9784800313867 |
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東京「スリバチ」地形散歩 多摩武蔵野編
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東京「スリバチ」地形散歩 多摩武蔵野編
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商品レビュー
4.1
8件のお客様レビュー
散歩する前に読んでおくとよいかも。 武蔵野台地が織りなす起伏のある土地に人々がどう住み着いたのか、さらにさかのぼり人が住む前に動物が駆け巡っていたであろう光景を思い浮かべるだけでも楽しくなる。
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「書を捨てよ谷に出よう。」湧き水の出る谷頭、スリバチについてマニアックに語る1冊。 23区を舞台にスリバチ地形を描いた1、2作に続き今回は武蔵野がテーマの1冊。 武蔵野に住み働く自分には何とも身近なテーマであり楽しめた。 東京武蔵野は青梅を頂点とした扇状地。地下に潜った伏流水...
「書を捨てよ谷に出よう。」湧き水の出る谷頭、スリバチについてマニアックに語る1冊。 23区を舞台にスリバチ地形を描いた1、2作に続き今回は武蔵野がテーマの1冊。 武蔵野に住み働く自分には何とも身近なテーマであり楽しめた。 東京武蔵野は青梅を頂点とした扇状地。地下に潜った伏流水は、おおむね標高50mのところで再び地表に姿を表すという。 井の頭池、善福寺や深大寺、国分寺崖線などで見られる湧き水。 廃止された川も多いが、湧き水を源流として多くの小河川が武蔵野には流れていた。今も名残をと止めるのは東久留米市ぐらい、しかし神社や昔からの集落があるようなところは、水の便が良く、古来から人々が住んできた場所である。 武蔵野国の国府のあった現在の府中市は、多摩川流域の沖積地と武蔵野台地、高台のちょうど境目。その少し北の国分寺。 日野、八王子、立川、町田など武蔵野の地を満遍なく、スリバチ地形をテーマに解説している。 谷があるからには川があったはず。多摩居住の自分にはちょっとした高低差が気になっていたところ。本書の詳細な地図を見れば、ますます街歩きをしたくなる。 1、2巻も含め都内の散歩の際、一度は目を通しておくと良いかもしれない。 自分の家の近くの坂が形成された理由が推測できたり、人の手が入る前の地形に思いを馳せたり、本書を気にさらに広い世界が楽しめそうな気がします。
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※このレビューにはネタバレを含みます
<目次> 第1章 多摩武蔵野の「スリバチ」とは~東京中西部のスリバチ概論 第2章 多摩武蔵野の「スリバチ」を歩く <内容> 東京スリバチ学会は、「ブラタモリ」でインスパイアされた。会長の皆川さんは、2冊もの本を上梓された。今回は、多摩武蔵野スリバチ学会の真貝さんが、多摩地域のスリバチ地形を本にまとめられた。多摩丘陵は、多摩川を中心にいくつかの川が削っていった、「スリバチ」地形が多くみられる。また有名な「はけの道」も、その断崖面と平行に進む道である。そこには多くの湧水が見られるが、この本では開発された多摩丘陵に、今でも清冽な湧水があることを教えてくれる。持ち歩くにはちょっと大きいが、この本片手に歩いてみたいものだ。
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