高校バスケは頭脳が9割 バスケiQが高まる強化書

三上太(著者)

• 販売会社／発売会社: 東邦出版
• 発売年月日: 2017/12/20
• JAN: 9784809415432

商品レビュー

2024/06/21

高校バスケの指導者にインタビューし、バスケットボール指導観をまとめている。

以下、雑感。
・バスケットボールの技術を教えるとともに、生活指導もするという両輪を大事にしている。どちらかに偏るのは良くない。
・学校の勉強ができるかどうかとバスケットボールIQが高いかどうかは別。
・大事なのは、様々な状況で自分で判断し、行動できる選手（人間）に育てるということ。
・女子は「チームのため」という目的でモチベーションを上げることができる。
・女子は、自分が見られていないと思うとやる気をなくす。やる気を失われるとチームとしても全体の士気に関わる。
・男性が女子選手に教えるときに「女子だからわからない」という開き直りも大事。

高校バスケが好きな大人、指導者や指導者を志す人が読むと面白い一冊。

2018/12/28

反抗期少年に…と思って借りた本をちょっと読み始めたら完全に私の方がハマってしまった一冊
スピードとパワーの男子バスケが好きだったけれど、娘が始めたことで女子バスケの面白さも知ることが出来た
5人の(敢えて｢指導者｣ではなく)｢先生｣のインタビューに、ミニバス男女共見てきた私的には｢なるほど｣｢あの練習はそうゆうことだったのか｣と腑に落ちた点が沢山あり、とても興味深い内容だった
先程、ウィンターカップ女子決勝でこの本にも出てくる安江先生率いる岐阜女子が3年ぶり2度目の優勝を果たした
安江先生、泣いてたなぁ～
優勝、おめでとうございます!!