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世界のすべての朝は
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世界のすべての朝は

パスカル・キニャール(著者), 高橋啓(訳者)

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世界のすべての朝は

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 伽鹿舎
発売年月日 2017/03/01
JAN 9784908543074

世界のすべての朝は

¥1,018

商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

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2020/03/21

伊藤計劃の名前が帯に書かれていたので購入。 前時代的な儚さを持った物語。 翻訳が美しいのも世界観を損なわずに構築するのに寄与している。 何が起きたとか、何を起こすだとかではなくて、美しさを目指した、少し違うかもしれないけれども純文学のようなイメージ。

Posted by ブクログ

2019/03/20

名前は知っていたが、読んだことはなかったパスカル・キニャール。伽鹿舎というこちらも聞いたことがない版元から復刊されていたのを、偶々、見掛けて購入した。帯に伊藤計劃の名前が載っていたのも理由のひとつではある。 さて、本書は、ストーリーだけ追えば、ちょっと吃驚するほど前時代的なメロド...

名前は知っていたが、読んだことはなかったパスカル・キニャール。伽鹿舎というこちらも聞いたことがない版元から復刊されていたのを、偶々、見掛けて購入した。帯に伊藤計劃の名前が載っていたのも理由のひとつではある。 さて、本書は、ストーリーだけ追えば、ちょっと吃驚するほど前時代的なメロドラマだ。しかしこの、簡単に壊れてしまいそうな繊細さやナイーブさには得がたいものがある。そういえば伊藤計劃の『虐殺器官』や『ハーモニー』も、非常にナイーブなものを内包していたように記憶している。時代も作風も異なる2人の著作に、面白い共通点があるものだ。 他の本も読んでみたい……と思って検索したら、水声社から『パスカル・キニャール・コレクション』というのが刊行されていた。これで大半が読めるようで良かった。 さて、伽鹿舎は、九州の版元で、基本的に九州でしか出版活動を行っていないようだ。通販や一部書店であれば九州外からも注文が可能だが、一般の書店で売られるのはHPで『全国解禁』と書かれているタイトルに限られる。で、そのHPに、佐藤亜紀『戦争の法』が載っているではないか! 旧版を持ってはいるが、全国解禁になって欲しいので、九州の人、ヨロシクw

Posted by ブクログ

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