商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | エクスナレッジ |
発売年月日 | 2017/11/01 |
JAN | 9784767824024 |
- 書籍
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世界で一番美しいサルの図鑑
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世界で一番美しいサルの図鑑
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商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
一瞥して驚いた。サルとはこれほど美しい生き物なのか。 それほど写真のクオリティが高い。いや、そもそもサルたちの生き物としての美しさか。 編集は京都大学霊長類研究所である。 簡単な総論に始まり、地域ごとのサル各種の紹介、考察、巻末に和名・学名・英名の索引が付く。 霊長類は440...
一瞥して驚いた。サルとはこれほど美しい生き物なのか。 それほど写真のクオリティが高い。いや、そもそもサルたちの生き物としての美しさか。 編集は京都大学霊長類研究所である。 簡単な総論に始まり、地域ごとのサル各種の紹介、考察、巻末に和名・学名・英名の索引が付く。 霊長類は440種ほどと言われる。そのうち、135種ほどが紹介されている。 サルの各論はそれぞれの種の専門家が執筆している。学名・分類・分布・生息環境・食性・保全状況といった基本情報に加え、半ページから1ページ程度の説明が付く。体の大きさや習性など、淡々とした学術的な情報が主なのだが、これが何だか読みふけってしまうおもしろさである。 美しい写真に加え、サルたちが森で躍動する姿が見えてくるようだ。 宇宙人めいたマーモセットの思慮深そうな表情。くりくりした目とふさふさの毛がかわいいタマリン。 ヨザルの丸すぎる目。リスザルの鋭い犬歯。ワオキツネザルの長い縞々の尾。禅智内供に見せてやりたいようなテングザルの鼻。 テナガザルは美しい旋律で歌を歌うのだそうだ。 表紙のサルはアカアシドゥクラングール。本書のタイトルではないが、「世界で一番美しいサル」の異名を持つ。キンシコウやテングザルの近縁種である。 多くの種が絶滅に瀕していることに胸をつかれる。 私たちと遠くて近い、近くて遠い彼ら。 進化の道筋や社会性の起源を考える上でも貴重な彼ら。 この多様性が失われていくのは、悲しいことだ。
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さすが京大の霊長類研究所。写真の美しさもさることながら、それぞれの解説も面白い。難しいことはよくわからないけど、知的好奇心をくすぐられるのは大好き、という私にとって、短文でも「へぇぇ〜」と読める図鑑は楽しい。
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目の保養。研究機関が編集しているだけあり、短文の解説もコピペではなく一つ一つがしっかりした読んで面白いものになっている。
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