商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2018/01/11 |
JAN | 9784758413176 |
- 書籍
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父子ゆえ
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父子ゆえ
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商品レビュー
3.4
5件のお客様レビュー
人を描くのが上手い作家だと思う。家族を亡くし身内に見捨てられたがゆえに、冷たさや厳しさを奥にひそめつつも深い情のある主人公の安次郎、お調子者で憎めないキャラの直助、べらんめぇ口調で一見、強そうだが面倒見の良い長五郎親方、女癖が悪いという評判だが仕事の腕はいい新吉、他にも魅力的な人...
人を描くのが上手い作家だと思う。家族を亡くし身内に見捨てられたがゆえに、冷たさや厳しさを奥にひそめつつも深い情のある主人公の安次郎、お調子者で憎めないキャラの直助、べらんめぇ口調で一見、強そうだが面倒見の良い長五郎親方、女癖が悪いという評判だが仕事の腕はいい新吉、他にも魅力的な人物達がいっぱい。 五郎蔵店に私も住みたいぞ!と、妄想する。 安次郎には幼馴染みの友恵がいるから、いいヒトになれなくてもせめて、冗談を言い合うくらいのご近所さんの1人になりたい、、、なんて。 嫌な野郎も登場するけれど、悪人というほどでもないので、最後まで穏やかに読めた。
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第2弾。 人情ものというか、トラブル解決みたいになっているけど(笑) それも粋な感じで、読後感もいい。
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連作短編5編 浮世絵の中でも摺師にピントを合わせているのが面白い.絵師が脚光を浴びがちだが,摺りも本当に大事だというのがよくわかる.死んだ妻の里であずかってもらっていた子供と一緒に過ごすことになる安次郎の心の変化が嬉しい.長屋の人情やちょっとした謎解きもアクセントになっている.最...
連作短編5編 浮世絵の中でも摺師にピントを合わせているのが面白い.絵師が脚光を浴びがちだが,摺りも本当に大事だというのがよくわかる.死んだ妻の里であずかってもらっていた子供と一緒に過ごすことになる安次郎の心の変化が嬉しい.長屋の人情やちょっとした謎解きもアクセントになっている.最後の腕比べでは,ドキドキした.
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