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東京ヤミ市酒場 飲んで・歩いて・聴いてきた。
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 京阪神エルマガジン社 |
発売年月日 | 2017/10/31 |
JAN | 9784874355565 |
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東京ヤミ市酒場
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東京ヤミ市酒場
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
狭い大衆居酒屋で飲むやたらに濃い焼酎ハイボールみたいな一冊。なぜ濃いんだと思う?そこに気づくか気づけないか、何気なくハイボールを提供する女将さんはこちらが思う以上に我々を透かして見ているんだろうな 開高健の闇三部作「輝ける闇」を彷彿とさせる戦後の混乱の最中で、あらゆる欲の吐口と...
狭い大衆居酒屋で飲むやたらに濃い焼酎ハイボールみたいな一冊。なぜ濃いんだと思う?そこに気づくか気づけないか、何気なくハイボールを提供する女将さんはこちらが思う以上に我々を透かして見ているんだろうな 開高健の闇三部作「輝ける闇」を彷彿とさせる戦後の混乱の最中で、あらゆる欲の吐口となったボロッボロのサンドバックのような遺構が、60年以上経った令和の現代に今なお存在しているのシンプルに凄いな。というか歴史の長さと重さが物を言うこのジャンルの飲み屋って絶対によそに真似できないので、カテゴリーとしての揺るぎない強さがある。まだ50歳ぐらいの先輩方が赤線地帯で有り難そうに酒を飲むぐらいなんだから、それはプロダクトとしての寿命が山を超えている証左に違いない。 なんというか例えばオリンピックで外人観光客をこういう飲み屋を案内しだときに、ちゃんと成り立ちを説明できるかどうかってとても大切な気がする。赤線と青線、3回建ての理由、店が狭い理由、コの字型のカウンターの理由、ひしめき合ってる理由……綺麗なアクセントで早口に英語を話す綺麗なお姉さんやお兄さんたちの中に、これを説明できる方が一体どのぐらいの割合でいるんだろう。日本文化を深いところまで外国人に案内するなら、俺は絶対こういう店に連れて行くな。
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横長サイズ、イラストが多用。 作者のライフワークのヤミ市飲み屋横丁を特集した一冊。 西荻窪、吉祥寺、溝の口と興味あるところしか読めていない。 著者の思い入れは十二分に伝わるが、変形サイズで読みずらい、諸事情があるのだろうがイラストより写真を見てみたいなど不満も残る。 私は...
横長サイズ、イラストが多用。 作者のライフワークのヤミ市飲み屋横丁を特集した一冊。 西荻窪、吉祥寺、溝の口と興味あるところしか読めていない。 著者の思い入れは十二分に伝わるが、変形サイズで読みずらい、諸事情があるのだろうがイラストより写真を見てみたいなど不満も残る。 私は、ヤミ市酒場は、街の健全な新陳代謝を、権利関係の複雑さとそれを利用する人々によって、阻害してしまっている存在だと思う。
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面白かった!特に溝ノ口!暗渠にヤミ市!これは行ってみなければ。開渠時代の逸話もいい。野毛、横須賀、船橋もいい。知っているようで知らない街(の姿)ばかり。今度で掛けてみようっと。
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