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韓国民主化から北朝鮮民主化へ ある韓国人革命家の告白
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韓国民主化から北朝鮮民主化へ ある韓国人革命家の告白

金永煥(著者), 馬哲(著者), 石丸次郎

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韓国民主化から北朝鮮民主化へ ある韓国人革命家の告白

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新幹社
発売年月日 2017/10/01
JAN 9784884001230

韓国民主化から北朝鮮民主化へ

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2018/01/29

1980〜90年代の韓国。 民主化を求めて学生たちが熾烈な運動を展開していた時、NL陣営(いわゆる従北)のトップに立って北朝鮮の主体思想を研究し、その普及に務めていた著者が、「転向」して北朝鮮の民主化に取り組むまでを書いたもの。 韓国現代思想を学ぶと必ず出てくる「NL」「PD」...

1980〜90年代の韓国。 民主化を求めて学生たちが熾烈な運動を展開していた時、NL陣営(いわゆる従北)のトップに立って北朝鮮の主体思想を研究し、その普及に務めていた著者が、「転向」して北朝鮮の民主化に取り組むまでを書いたもの。 韓国現代思想を学ぶと必ず出てくる「NL」「PD」。 それらの思想を専門書で読んで理解するのはあまりにも難解で、私は以前から韓国の左派陣営の思想を整理するのがとても苦手だった。しかし、実際にその運動に身を投じていた人の「体験談」として読むことで、当時の社会的雰囲気や思想の流れなどが身近に迫ってくるようでとても興味深い。 NLと呼ばれた人々がなぜ北朝鮮を信奉したのか。 北朝鮮がどれほど韓国の学生運動に干渉していたのか。 現在の韓国から考えると、信じられないようなことばかりだが、こうした熾烈な運動によって民主化を勝ち取ったおかげで、いまの韓国があるのだろう。 面白いのは、主体思想を韓国で普及させ、潜水艦にのって北朝鮮にも行って金日成に会い、朝鮮労働党に入党までした著者が翻って現在は北朝鮮の民主化のための運動を行っているということだ。 私は著者について何も知らなかったが、彼が中心となって運動を行っている団体が作った北朝鮮関連メディアや、対北朝鮮放送にはなじみがあり、あれもこれも著者がかかわっていたのか!と今さらながら驚いた。 北朝鮮を内側から変えていくという運動、それはとてつもなく困難な道だが、自分にもできることはないだろうかと考えるきっかけとなった。

Posted by ブクログ

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