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11の国のアメリカ史(下) 分断と相克の400年
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11の国のアメリカ史(下) 分断と相克の400年

コリン・ウッダード(著者), 肥後本芳男(訳者), 野口久美子(訳者), 田宮晴彦(訳者), 金井光太朗(訳者)

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11の国のアメリカ史(下) 分断と相克の400年

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2017/10/01
JAN 9784000220989

11の国のアメリカ史(下)

¥3,410

商品レビュー

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2023/09/17

北米の発展を11のネイションそれぞれの歴史により解説する本の下巻。下巻は1815年から開始。ヤンキー、ミッドランド、アパラチア、ディープサウスがそれぞれ西に拡張し、エルノルテの征服(メキシコの一部だったテキサス併合)を経て極西部およびレフトコースの成立へと。 極西部エリアが入植...

北米の発展を11のネイションそれぞれの歴史により解説する本の下巻。下巻は1815年から開始。ヤンキー、ミッドランド、アパラチア、ディープサウスがそれぞれ西に拡張し、エルノルテの征服(メキシコの一部だったテキサス併合)を経て極西部およびレフトコースの成立へと。 極西部エリアが入植には全く適さない土地なのに広告に騙されて押し寄せた人々が困窮した話や、これら州では土地の大半が依然として連邦政府の所有下にある話、日本との戦争が西部沿岸の産業勃興の礎となった話(サンディエゴの海軍基地やLAの港湾設備など)は初見だった。 翻訳の文体には最後まで慣れなかった。

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2020/12/12

いや、とても勉強になりました。私たち日本人のようにネイションとステイト…噛み砕いて言えば、歴史的民族と政治機構としての国家がほぼ一致している国に生まれ育った身には肌感覚的に瞬時に分からないところがある訳ですが、アメリカは作られた国であり、かつ、そこに移り住んできた人たちの出自と年...

いや、とても勉強になりました。私たち日本人のようにネイションとステイト…噛み砕いて言えば、歴史的民族と政治機構としての国家がほぼ一致している国に生まれ育った身には肌感覚的に瞬時に分からないところがある訳ですが、アメリカは作られた国であり、かつ、そこに移り住んできた人たちの出自と年代により、性格の違う11のネイション(アラスカとハワイを加えれば13)が連合した国家である…ということの、歴史を遡って辿った本。 建国時の各ネイションのDNAが、現在の、例えば大統領選挙や支持政党にも色濃く残っているのは興味深い。 アメリカ史とアメリカ文化、知れば知るほど面白いですね… 正直、「歴史の浅い人工国家」と舐めて(?)いたところが私自身なきにしもあらずですが、いやいやどうして。奥が深い。

Posted by ブクログ

2019/07/17

11のネイションで見ると、アメリカの文化・政治の流れが理解できるとする。 スイング・ステイトがなぜ揺れ動くのか、レッド・ブルーステイトについてもその理由が見えてくる。 ただ、それだけでは今のトランプによる米国分断の現状と、次の大統領選挙の結果は見通せない。 でも、鍵はこの中にある...

11のネイションで見ると、アメリカの文化・政治の流れが理解できるとする。 スイング・ステイトがなぜ揺れ動くのか、レッド・ブルーステイトについてもその理由が見えてくる。 ただ、それだけでは今のトランプによる米国分断の現状と、次の大統領選挙の結果は見通せない。 でも、鍵はこの中にあるのかもしれない。

Posted by ブクログ

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