![俳諧でぼろ儲け 浮世奉行と三悪人 集英社文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001897/0018973985LL.jpg)
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2017/12/14 |
JAN | 9784087456820 |
- 書籍
- 文庫
俳諧でぼろ儲け
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
俳諧でぼろ儲け
¥792
在庫なし
商品レビュー
4.3
7件のお客様レビュー
公だと言って憚らない人たちが私に走り、あくまで私人でありたいと願うものが、公として私の損得なしに走り回る。 この国は長くないと言われても仕方ない。
Posted by
江戸時代の大阪が舞台。 登場人物が、それぞれキャラ立ちしていて、言葉尻や今時の言葉に、ついつい笑ってしまう。 町人同士の揉め事解決のために、大阪には横町奉行というお役目があり、雀丸の元に次々に事件が持ち込まれていく。 雀丸が周りの人たちに巻き込まれながら、解決していくのが楽しか...
江戸時代の大阪が舞台。 登場人物が、それぞれキャラ立ちしていて、言葉尻や今時の言葉に、ついつい笑ってしまう。 町人同士の揉め事解決のために、大阪には横町奉行というお役目があり、雀丸の元に次々に事件が持ち込まれていく。 雀丸が周りの人たちに巻き込まれながら、解決していくのが楽しかった。
Posted by
+++ 芭蕉の辞世の句が見つかった。記念の発句大会で天に抜ければなんと100両!法外な賞金に欲深い連中はあわよくばと目の色を変えている。そんななか横町奉行の竹光屋雀丸は、大坂市中で子供の誘拐が増えていることを知る―(「俳諧でぼろ儲けの巻」)。ほか、思いもよらぬ嫌疑をかけられた廻船...
+++ 芭蕉の辞世の句が見つかった。記念の発句大会で天に抜ければなんと100両!法外な賞金に欲深い連中はあわよくばと目の色を変えている。そんななか横町奉行の竹光屋雀丸は、大坂市中で子供の誘拐が増えていることを知る―(「俳諧でぼろ儲けの巻」)。ほか、思いもよらぬ嫌疑をかけられた廻船問屋・地雷屋蟇五郎のために奮闘する「抜け雀の巻」など、全3編収録の痛快娯楽時代小説、シリーズ第2弾。 +++ 横町奉行・竹光屋雀丸のシリーズ二作目である。成り行きで横町奉行の役目を担うことになってしまった雀丸だが、観念して本業の竹光作りの傍ら、町の人たちが持ち込む厄介事や困りごとを丸く収めるために奔走している。今回も、何やらお騒がせな事態の陰に、物騒な動きが見え隠れしていて、仲間たちの手も大いに借りながら、解決に導く。頼りない若造に見えるが、人の心がよくわかり、親身になって事に当たるところに好感が持てる。それゆえ、周りの人たちが助けてもくれるのだろう。次回作も愉しみなシリーズである。
Posted by