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世にも奇妙なニッポンのお笑い NHK出版新書539
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世にも奇妙なニッポンのお笑い NHK出版新書539

チャド・マレーン(著者)

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世にも奇妙なニッポンのお笑い NHK出版新書539

858

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2017/12/09
JAN 9784140885390

世にも奇妙なニッポンのお笑い

¥858

商品レビュー

3.6

9件のお客様レビュー

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2023/01/08

読み易すぎて逆に評価を落としている気がするのですが、日本のお笑いを海外と比較し、とても客観的に分析されてるめちゃめちゃ良い本だと思いました。 著者本人が邦画の英語字幕作家で、そういった経験が作用してか、著者が背景にある文化や人種間の笑いの違いにとても敏感なことがよく分かります。...

読み易すぎて逆に評価を落としている気がするのですが、日本のお笑いを海外と比較し、とても客観的に分析されてるめちゃめちゃ良い本だと思いました。 著者本人が邦画の英語字幕作家で、そういった経験が作用してか、著者が背景にある文化や人種間の笑いの違いにとても敏感なことがよく分かります。 私はコメディの歴史に詳しくありませんが、著者の出身であるオーストラリアだけではなく様々な国のコメディや文化と比較しながら、日本のお笑いが語られるのを読むのは初めてで知らないことばかり。とても面白かったです。あるあるネタが日本独特の文化で共感がベースにあるとの考察は鋭いなあと感心しました。日本のアイドルがパフォーマンスに特化しない理由もこれで説明できるんじゃないかと思えるほどです。 あと巻末にある"ウケたくて一生懸命、日本語を勉強したけれど、結局カタコトで必死にやっていた時の方がウケた気がする"は至言だと思います。芸事にしろ趣味にしろ仕事にしろ、小慣れたくらいが他人から見ると一番雑味がなくて面白くなかったり、ちょっと小賢しくてみっともなかったりすることは往々にしてありますしね。。

Posted by ブクログ

2022/03/17

■オーストラリア出身芸人によるお笑い文化比較論 高校生の時、交換留学でオーストラリアから日本にやってきたお笑い好きの少年が、言葉を解せずとも「これは面白い!」と大興奮した番組とは……? お笑いコンビ「チャド・マレーン」のボケ担当、オーストラリア出身で、翻訳のお仕事も勤めるチャ...

■オーストラリア出身芸人によるお笑い文化比較論 高校生の時、交換留学でオーストラリアから日本にやってきたお笑い好きの少年が、言葉を解せずとも「これは面白い!」と大興奮した番組とは……? お笑いコンビ「チャド・マレーン」のボケ担当、オーストラリア出身で、翻訳のお仕事も勤めるチャド・マレーンさんによるお笑い文化比較論。 書籍タイトルは『世にも奇妙な~』と「日本のお笑いはヘンだ!」と一喝するような印象ですが、中身は決してそうではありません。 日本のお笑いが他の国と異なるポイントや、日本のお笑いの歴史、大阪と東京の笑いに対する姿勢の違い、チャドさん自身が触れてきた海外のコメディアンやコメディ文化の紹介など、入門編として楽しく読めます。 (より深く詳しく知りたいという方は別の書籍を探されたほうがよいでしょう) もちろん、吉本総合芸能学院初の外国人学生としてのご経験も読めます。オーストラリアからNSC大阪に国際電話をかけて何度も「やめとけ」と門前払いされた切ない思い出に始まり、ビザの悩み、一生懸命覚えた日本語が「それ大阪弁だよ」とツッコまれたり、弟子入りした師匠に敬語が使えなかったりなど、どのようにしてチャドさんが日本に、そして日本のお笑いに馴染んでいったのか、興味深いエピソードばかり。その途中にはあの藤田まことさんのお名前すら見えます。果たしてその意外な接点とは? そんなチャドさんは、2022年3月21日に開局するBSよしもとの新番組「蛙亭のワールドワラジャーナル」ご出演予定のようです(番組表データより)。 https://tver.jp/episode/97083388 チャドさんの近況を拝見するのが楽しみです。 ■チャド・マレーン(ちゃど・まれーん) メンバー:チャド・マレーン(ボケ)、ティ・カトウ(ツッコミ) 結成:1999年 所属:吉本興業 出身:NSC大阪19期(カトウ)、NSC大阪21期(チャド) https://youtu.be/85A2r1iBewY

Posted by ブクログ

2019/11/03

オーストラリア人から見た日本のお笑い、 生まれ育った英語圏の笑いを知り、 日本のお笑い文化を直に体得している著者だから 書ける文化のお笑い文化の違いや、 日本の強みなど読んでて興味深かった。 民俗学として、授業の一つになってもおもしろいのではないかと思った。 講義名は「お笑い文化...

オーストラリア人から見た日本のお笑い、 生まれ育った英語圏の笑いを知り、 日本のお笑い文化を直に体得している著者だから 書ける文化のお笑い文化の違いや、 日本の強みなど読んでて興味深かった。 民俗学として、授業の一つになってもおもしろいのではないかと思った。 講義名は「お笑い文化人類化学」だろうか。 あたまに「お笑い」とつけると、すごくうさんくさくなるw

Posted by ブクログ

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