商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2017/10/01 |
JAN | 9784120050169 |
- 書籍
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残念和食にもワケがある
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残念和食にもワケがある
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商品レビュー
3.3
11件のお客様レビュー
主菜の重ね食べ、お茶等での流し込み食べ、 違和感なく行なっている食行動の変化を改めて認識させられた。悪いとは思わないが、どこへ向かうのやら。
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現代家庭のリアルな食生活を詳らかにする内容がたいへん興味深い。だが、どうしても「責められてる感」を感じてしまった。調査協力した主婦のコメントが必要以上(と私は感じた)にくだけた口語のままだったり、食卓写真のうつりが酷かったり。これらをストレートに読み取ると、家庭料理の担い手(=主...
現代家庭のリアルな食生活を詳らかにする内容がたいへん興味深い。だが、どうしても「責められてる感」を感じてしまった。調査協力した主婦のコメントが必要以上(と私は感じた)にくだけた口語のままだったり、食卓写真のうつりが酷かったり。これらをストレートに読み取ると、家庭料理の担い手(=主婦)に悪い印象を抱いてしまうのでは。現状の批判や「和食」の復権は意図しないとまえがきにあるが、意図せずともそのようになってしまっていると思う。 こちらを読むのであれば、土井善晴著「一汁一菜でよいという提案」も併せて読むことを薦める。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
写真が残念なのと文章で驚きと戸惑いを煽っているから「え!?」って思うけど、多かれ少なかれどこの家庭でも日本食の崩壊はあると思う。 確かに読み進めると「えーこんな事になってるの!?」って思うけど、自分や実家を振り返ると確かに少なかれどあったなぁという事に気づくんじゃないだろうか。 めんどくさかったり食欲がないときは小皿にご飯を盛っちゃうし、魚料理はかなり意識しないと食卓に出ないし(魚高いし)、酢はほとんど使わない。 焼きそば食べたあとに物足りないと食パン食べたりするし。それが崩壊っちゃ確かに崩壊だけど、もはやそれを意識する事すらない。 それにクウネル『ただいま食事中』の洒落臭い食事写真だって一汁三菜の人なんてほとんどいない。ランチプレートを使ったおしゃれな食事風景なんてカフェでは日常あふれているし、家庭料理だけ見て、こんな事に!?なんてちょっとナンセンスじゃない?とも思う。 まぁショッキング度と「まったくもう」って気持ちを味わいたいのなら最適だと思うし。食卓の変容という資料としては価値はあると思う。
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