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東インド会社とアジアの海 興亡の世界史 講談社学術文庫2468
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東インド会社とアジアの海 興亡の世界史 講談社学術文庫2468

羽田正(著者)

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東インド会社とアジアの海 興亡の世界史 講談社学術文庫2468

1,518

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2017/11/11
JAN 9784062924689

東インド会社とアジアの海

¥1,518

商品レビュー

4.5

15件のお客様レビュー

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2024/04/13

17世紀、アジアとヨーロッパの勢いが逆転した。 その契機のひとつが「東インド会社」。 先んじてポルトガルによる「海の帝国」が始まり、その成功と失敗をもとにオランダやイギリスの民間が利潤を求めて海へ乗り出した。 その原動力は“経済”、やり方は“独占”。 事柄を横串に捉えた解説(...

17世紀、アジアとヨーロッパの勢いが逆転した。 その契機のひとつが「東インド会社」。 先んじてポルトガルによる「海の帝国」が始まり、その成功と失敗をもとにオランダやイギリスの民間が利潤を求めて海へ乗り出した。 その原動力は“経済”、やり方は“独占”。 事柄を横串に捉えた解説(例えば主権者の「国」という概念の地域差、それぞれの会社がそれぞれの地域に合わせた戦略)が、一国の通史には無い面白さだ。 そして、各地が結ばれ“世界”となった。 ここから先は良くも悪くも、全て現代に通じている。 今を知るために、これからを考えるために、読んでおくべき本。

Posted by ブクログ

2024/02/08

 デジタル本の興亡の世界史21巻の20冊目を読み終えました。この「東インド会社」に焦点を当てた世界史は、必然的にグローバルな地球規模の世界史とならざるを得ないのでとても勉強になった。なぜヨーロッパ列強が次々に東インド会社をつくったのか。そして商事会社としての東インド会社が、暴力的...

 デジタル本の興亡の世界史21巻の20冊目を読み終えました。この「東インド会社」に焦点を当てた世界史は、必然的にグローバルな地球規模の世界史とならざるを得ないのでとても勉強になった。なぜヨーロッパ列強が次々に東インド会社をつくったのか。そして商事会社としての東インド会社が、暴力的に支配していくとはどういうことなのか?日本にとって対象となる南蛮人がオランダ人になったのはどうしてなのか?南蛮貿易の実態は?等様々な疑問がこの本で少し解けました。不思議に思っていた歴史が腑に落ちると、薄っぺらな知識が少し厚くなった気になります。 デジタル本興亡の世界史が残り1冊になりました。ここまで来るとやはり紙の本にしておけば良かったと思います。

Posted by ブクログ

2023/11/18

世界史を勉強しなおしていると、同じ「東インド会社」が国ごとにいくつもでてきてそれぞれどういう違いがあるのかを学びたくて読んでみた。内容がとてもわかりやすく、一言に東インド会社といっても地域によってビジネス戦略を変えており、多面的な性格を持っていたことが良くわかった。近代化は確かに...

世界史を勉強しなおしていると、同じ「東インド会社」が国ごとにいくつもでてきてそれぞれどういう違いがあるのかを学びたくて読んでみた。内容がとてもわかりやすく、一言に東インド会社といっても地域によってビジネス戦略を変えており、多面的な性格を持っていたことが良くわかった。近代化は確かにヨーロッパから始まったが、それが生まれるためにはアジアやアメリカの存在があってこそという内容は、ヨーロッパ中心に歴史を見てしまいがちな自分の心によく残った。

Posted by ブクログ

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