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蒲生邸事件 新装版(上) 文春文庫
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蒲生邸事件 新装版(上) 文春文庫

宮部みゆき(著者)

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蒲生邸事件 新装版(上) 文春文庫

748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2017/11/09
JAN 9784167909574

蒲生邸事件 新装版(上)

¥748

商品レビュー

3.5

20件のお客様レビュー

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2024/07/04

文庫版 前半が暗く長くまどろっこしかった。展開させるためには仕方ないと思うが主人公の行動が勝手でイライラした。 でもよく考えたら宮部さんはいつも長いし模倣犯も暗いけどすごく好きな作品なので 単に戦争のからんだ話だから好みでなかったのかも知れない。作中ずっと重苦しい雰囲気だった。...

文庫版 前半が暗く長くまどろっこしかった。展開させるためには仕方ないと思うが主人公の行動が勝手でイライラした。 でもよく考えたら宮部さんはいつも長いし模倣犯も暗いけどすごく好きな作品なので 単に戦争のからんだ話だから好みでなかったのかも知れない。作中ずっと重苦しい雰囲気だった。 それでも最後まで読ませられる文章力がすごい

Posted by ブクログ

2023/10/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

似たような題材でよく比較されている恩田陸『ねじの回転』を読んで面白かったのでどんなもんかとこちらも読んでみた。蒲生邸が単行本96年、ねじが02年発行。 宮部みゆきさんは10年ぶりくらい。模倣犯を途中で挫折したような……。あまり相性は良くない印象。 タイムトリップまでがダラダラ長くて読むのをやめようかと思うことが前半多かったのだが、なんだかんだ先が気になって後半一気読み。主人公の自己評価の低さと身勝手さにイライラしたが、なんだかんだ親想いの今時の子であり、平田を不気味と思いながらも身投げしたら本気で心配するしそれが当然と思ってる心根の優しい子供でもある。 本気で身を案じてくれたから気になったと、それだけのことで火事のホテルで孝史を探しタイムトリップで助けてくれた平田のこれまでの人生の孤独さと、歴史を変えることはできないと諦めていながらも自暴自棄にならないタフさ(結構ギリギリかもしれないけど)を見守りたい。現代より居心地がいいから、とこれから戦争に突入する時代に戸籍を用意して職を得て……と言っていたが、蒲生邸を選んだ理由がまだ隠されてそう。孝史と対立しないといいなあ。 元の時代には戻れないし、親切で可愛い女中ふきが焼け死ぬ世界線を一度は見た主人公の孝史、タイムトラベルできる平田さんは臥せってるし、遂に館の主人蒲生大将は死んでしまう。それなのにここの住人はみんな変、外に行って医者迎えに行ってくる!というところで下巻につづく。

Posted by ブクログ

2023/07/25

二二六事件の頃に1994年の現代からタイムトリップする話です。宮部みゆきさんの知識の深さに感動しますし、孝史と同じで、もっと二二六事件について知っておくんだったと、そしたら、もっと面白く感じただろうと主人公の孝史に共感できました。こちらは、上巻なので、登場人物のそれぞれのキャラや...

二二六事件の頃に1994年の現代からタイムトリップする話です。宮部みゆきさんの知識の深さに感動しますし、孝史と同じで、もっと二二六事件について知っておくんだったと、そしたら、もっと面白く感じただろうと主人公の孝史に共感できました。こちらは、上巻なので、登場人物のそれぞれのキャラやタイムトリップしたことなどが描かれるのみで終わります。本題は下巻のほうです。

Posted by ブクログ

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