商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 柏書房 |
発売年月日 | 2017/10/01 |
JAN | 9784760149117 |
- 書籍
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パリのすてきなおじさん
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パリのすてきなおじさん
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商品レビュー
4.2
65件のお客様レビュー
ふーん、とつい図書館で手に取りました。 はじめは、おしゃれなおじさんを取り上げられていて、ふーん、と読み進めていくのですが、徐々にしんみり、考えさせられるところも大きかったです。 6.「今を生きるおじさん」の章で胸が痛んだ。 ★ユダヤ人「ユダヤ人であることを忘れるな!という父の...
ふーん、とつい図書館で手に取りました。 はじめは、おしゃれなおじさんを取り上げられていて、ふーん、と読み進めていくのですが、徐々にしんみり、考えさせられるところも大きかったです。 6.「今を生きるおじさん」の章で胸が痛んだ。 ★ユダヤ人「ユダヤ人であることを忘れるな!という父の最期の叫び。だが自分は無神論者になった。父は熱心な信者で、真面目に勤めていれば必ず神様が助けてくださると信じていたが、それ故に闘いを放棄していたのではないかと今では思う」「ドイツ人が憎かった」「人は変わることができる、変わらなければならない」 …信じるゆえの盲目さ…ユダヤ教を捨てたら助かったかもしれないが、悲しい。 ★ベトナム戦争後旧知識階級出会ったがために父母弟妹はつらい時代を過ごす。難民手続きに奔走するが妹夫妻は待てず、ボートで本国から脱出してしまったが、それ以降会うことができなくなった。なぜ、待てなかったのか。今を生きることが大事。 今を生きる、が何度かキーワードで別のおじさんからも出てきていた。
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おもろい!金井真紀さんのイラストのタッチが好きで帯で中島京子さんが推薦していたので購読。パリの事情 おじさんの事情 悲喜こもごも。
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帯が四種類。それぞれ別のおじさんと言葉がかかれている。 https://www.kashiwashobo.co.jp/book/9784760149117 より転載 目次 はじめに(金井真紀) 第1章 おしゃれなおじさん 白と黒にこだわる絵描き/イタリアに通う弁護士/十着しか服...
帯が四種類。それぞれ別のおじさんと言葉がかかれている。 https://www.kashiwashobo.co.jp/book/9784760149117 より転載 目次 はじめに(金井真紀) 第1章 おしゃれなおじさん 白と黒にこだわる絵描き/イタリアに通う弁護士/十着しか服を持たない男/アフリカ人街のか つら屋/LGBTセンターのボランティア <ちょっと寄り道>カルチェ・ラタンの古本屋 第2章 アートなおじさん 旅するギター作家/下町の彫金師/小劇場の喜劇役者/モンマルトルの老画家 <ちょっと寄り道>フリーメイソン博物館 第3章 おいしいおじさん 元マーケターのワイン屋/老舗クスクス屋の店主/星付きレストランのシェフ/カレー屋街のタ ミル人 <ちょっと寄り道>パリの地下散歩 第4章 あそぶおじさん ボールを蹴るベルベル人/PSGファンが集まるバーの店主/カフェで出会った競馬の達人/パリ 在住四十年の日本人ジャーナリスト/競馬場に通う元警官 <ちょっと寄り道>大統領選挙、候補者集会めぐり 第5章 はたらくおじさん マリの出稼ぎコンシェルジュ/アラブのお菓子を売るユダヤ人/ポルトガルから来た塗装工/中 国・青田出身の出版人 <ちょっと寄り道>同時多発テロの現場へ 第6章 いまを生きるおじさん 「隠れた子ども」だった人/難民申請中のスーダン人/難民支援団体の事務局長/イラクから逃 げてきたクルド人/大衆紙「パリジャン」の記者/癌の研究をしていたベトナム人 <ちょっと寄り道>泡沫候補! 取材後記(広岡裕児) あとがき(金井真紀)
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