商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2017/10/25 |
JAN | 9784041061534 |
- 書籍
- 文庫
浮雲
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浮雲
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商品レビュー
4.7
4件のお客様レビュー
終わり方かっこいい。急に回想が始まったりするけど読みにくくない。心理描写うまくて、真に迫る表現がちょくちょくある。 尾道行く前にと思って林芙美子の本読んでみたものの、読むべきは放浪記の方だったみたい。お酒強い人はそれで大変だなぁと的外れなこと思った。
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面白かった。彼女が流行作家と呼ばれる理由が分かったような気がした。解説に書かれていた、最晩年の彼女が「かねてかきたいものを、心置きなくかき始めた。」まさにそれで、私にとっては、敗戦前後の混乱期のその当時を知る上で、見たかった風景、情景、社会情勢、人々の日々の暮らし、考え方感じ方全...
面白かった。彼女が流行作家と呼ばれる理由が分かったような気がした。解説に書かれていた、最晩年の彼女が「かねてかきたいものを、心置きなくかき始めた。」まさにそれで、私にとっては、敗戦前後の混乱期のその当時を知る上で、見たかった風景、情景、社会情勢、人々の日々の暮らし、考え方感じ方全てが描き込まれていたように感じた。
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林芙美子の作品を読みたくて放浪記、そしてこの浮雲を読み終えました。 テンポのいい文章にこの読みやすい作風はまさに秀逸。 私はすっかり彼女のファンになってしまいました。 他の作品も探しての読みたいと思います!! いくつも印象に残る文章がありましたが、私は特に六十一の最後に信じていな...
林芙美子の作品を読みたくて放浪記、そしてこの浮雲を読み終えました。 テンポのいい文章にこの読みやすい作風はまさに秀逸。 私はすっかり彼女のファンになってしまいました。 他の作品も探しての読みたいと思います!! いくつも印象に残る文章がありましたが、私は特に六十一の最後に信じていない神に対して祈る富岡の一文がとても胸を打ちました。 読んでいて不思議と心地よく、過酷な時代背景と共に彼女の代表作と言われる所以が分かる気がしました。
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