商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 現代企画室 |
| 発売年月日 | 2017/10/01 |
| JAN | 9784773817218 |
- 書籍
- 児童書
ル・コルビュジエ
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ル・コルビュジエ
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
この絵本はSDGsの目標9「産業と技術革新の基盤を作ろう」の観点から考えてみようということで紹介されていた。ル・コルビュジエがSDGsとつながるところとは、あとがきで原広司さんが書いているように、世界中の人々が「みな同じように」幸せになれるための建築を作ろうとしたというところだ...
この絵本はSDGsの目標9「産業と技術革新の基盤を作ろう」の観点から考えてみようということで紹介されていた。ル・コルビュジエがSDGsとつながるところとは、あとがきで原広司さんが書いているように、世界中の人々が「みな同じように」幸せになれるための建築を作ろうとしたというところだろうか。ル・コルビュジエの考えや技法はもはやスタンダードになりすぎて、そのすごさとか価値がわからないくらいに一般的になってしまっている。改めて、最初にそのように考え、実現した人のすごさというのは理解する必要がある。そしてそれは科学の力、工学的技術への信頼があったというのが20世紀的らしいし、うらやましい気がする。 もう1つ、原広司さんはル・コルビュジエが、建築や都市を自由に美しく作り上げるものと考えていたと書いていて、そうした芸術への信頼がロンシャンの教会につながると言っている。世界中の人が幸せに暮らせるように合理的に作るけれど同時に自由に美しくあるべきという考えこそが大事で、後の建築物たちはル・コルビュジエの合理性、科学への信頼は取り入れたけれど、美しさや自由さといった芸術への信頼は欠けているように感じる。その両方が備わってこそ、ル・コルビュジエの真のフォロワーになるのだろう。
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上野の西洋美術館を作った人。 「みな同じように」幸せになれるように、人口が増えた100年前にコンクリート建築を考えた。
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