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覆面作家
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覆面作家

大沢在昌(著者)

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覆面作家

1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2017/10/19
JAN 9784062208000

覆面作家

¥1,540

商品レビュー

3.2

20件のお客様レビュー

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2024/05/25

ミステリー作家を主人公にした短編集。 大きなミステリーではなく、主人公がちょっとした謎解きをするもので、読み易くてするする読めた。 主人公が作家なので、図書館で読まれるのはあまり嬉しくないというセリフには耳が痛く…汗

Posted by ブクログ

2023/07/31

作家さんの本音らしきものが書かれていて面白かったです。ハードボイルドの気分に浸るため、銀座のバーに一度くらい行ってみたいけど、やっぱり怖いからいいや。

Posted by ブクログ

2021/04/16

実に、身近な「作家」から見た日常をうまく捉えて、物語にする。 作家は、嘘を書く職業で、想像力で書くといいながら、作家の日常を描く。 それも、日常からフィクションに加工していく手腕はなるほどと思わせる。 「推理小説では、登場人物の行動には論理性が求められる。目が合った、気に入らない...

実に、身近な「作家」から見た日常をうまく捉えて、物語にする。 作家は、嘘を書く職業で、想像力で書くといいながら、作家の日常を描く。 それも、日常からフィクションに加工していく手腕はなるほどと思わせる。 「推理小説では、登場人物の行動には論理性が求められる。目が合った、気に入らないので殺した、という犯罪が現実では起こる。弾みや偶然は、現実世界ではたくさんあるし、いくら起こっても人は受け入れる。しかし小説世界で起こすとすれば、限られた回数と、起こるべくして起こったという説得が読者に対して必要となる。」という。小説の世界は、偶然よりもロジカルにできている。 現実にはまだ起こっていないけど、起こっても不思議でないことを書くという。 作家のありようが見える。 「自分が嫌いになるような真似だけしたくないんだ」とカッコつけるのがいいなぁ。 「幽霊」「カモ」「確認」「村」「イパネマの娘」「大金」「覆面作家」「不適切な排除」と短編が積み重なっていく。この中では、「イパネマの娘」が淡い思い出と中年の切なさがなんとも言えない味がある。作家としての宿命みたいなネタと持ち込みに対応しながら、そんなの題材にしないけどというのが、大沢在昌なんだね。 大沢在昌の日常がなんとなく、透けて見える。面映ゆいのだ。

Posted by ブクログ

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