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子どものための主権者教育 大学生と行政でつくるアクティブ・ラーニング型選挙出前授業
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子どものための主権者教育 大学生と行政でつくるアクティブ・ラーニング型選挙出前授業

中善則(著者), 京都市右京区選挙管理委員会, 右京区学生選挙サポーター

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子どものための主権者教育 大学生と行政でつくるアクティブ・ラーニング型選挙出前授業

2,750

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ナカニシヤ出版
発売年月日 2017/09/01
JAN 9784779512087

子どものための主権者教育

¥2,750

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2018/08/22

・行政・学生・大学教授という別のアクターが、それぞれ同じ熱量で模擬選挙プログラムに関わっているのは純粋にすごい! ・はじめに→選挙劇→模擬選挙→開票説明→結果発表・当選者のあいさつ→グループワーク→まとめにいたるまでの全シナリオが公開されている。当日の進行管理表、生徒の振り返り...

・行政・学生・大学教授という別のアクターが、それぞれ同じ熱量で模擬選挙プログラムに関わっているのは純粋にすごい! ・はじめに→選挙劇→模擬選挙→開票説明→結果発表・当選者のあいさつ→グループワーク→まとめにいたるまでの全シナリオが公開されている。当日の進行管理表、生徒の振り返りシート、パワーポイント資料など、必要な資料がすべて揃っている。 ・模擬選挙を初めて実施する行政関係者、学校関係者におすすめな気がする。 ・模擬選挙をルーティーン化して実施している自治体は多いが、このようにすべての資料を整理して、一般公開している自治体は少ないのではないか。 ・大学生にとってのメリットは「行政インターンシップ」と「教職課程の大学生にとっての授業体験」の2つが大きかった。意外。 ・最も知りたかった「教師にとっての意義」についての言及がほとんどなかった。小学校教員の意見・感想からも、「一方的でなく参加型であることがよかった」「言葉がむずかしい」などの意見が多く、内容の本質的な部分へのコメントがほとんど無い。そもそも模擬選挙の企画を練る時には、選管→学生→選管→学生→(ほとんど完成した状態で)学校、となっていて、ほとんど教員側が関わっていない。自分が学部時代に模擬選挙を行なっていたときのモヤモヤが復活した感じ。 ・いちばんモヤモヤしたのが、この記述。 『これまで実施した選挙出前授業での児童の感想の多くは、「将来投票に行こうと思った」「選挙を身近にかんじた」というものであった。したがって、児童の選挙への意識が変わった、あるいは、向上したと考えられる。こうした児童の選挙への意識が高まる要因は、授業内の「模擬選挙」「グループワーク」及び、大学生が行う「まとめ」であろう』 右京区選挙管理委員会事務局によるふりかえり(p47)より →授業後、このように表面上のアンケートでしか生徒の変化を知ることができない行政側・学校側の実態があるけど、今後は本格的な質的調査などによってしっかりリサーチする必要があると思う。授業を受ける側の、本当のニーズは何だろう。このプログラムを受けて彼らが疑問に思ったり、根本的に変わらないもの、逆にガラッと変わるものは何だろう。「何が楽しかったか」「何を学んだか」という質問紙からは、典型文しか引き出せない気がする。なのに、「(生徒の)選挙への意識が変わった」なんて言い切ってしまっていいのかな。私が気になるのは、きっとここなんだなぁ。

Posted by ブクログ

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