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ウォーク・イン・クローゼット 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2017/10/13 |
JAN | 9784062937719 |
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ウォーク・イン・クローゼット
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ウォーク・イン・クローゼット
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商品レビュー
3.4
52件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
2015年に世に出た綿矢氏の作品。 中篇「いなか、の、すとーかー」および表題作の「ウォーク・イン・クローゼット」からなります。 なお綿矢氏は17歳でデビュー。2004年で芥川賞受賞。すごいですねー。 ・・・ 綿矢氏の作品は芥川賞作品の『蹴りたい背中』以来です。 結構リアルタイム気味に読んだ記憶はあるのですが、テイスト・テクスチャ―がどんなだったかはまったく記憶にありません。 で、今回、ほぼ初めてという感覚で読みました。 で、どうだったかというと、すごい。というか、すらすら読める、 ということに驚き。 それでいて、キャラクタのアクやクセ・えぐみはきちんと作品に反映されているのです。 故につるつる読めるのですが、読中読後にじわじわと酔いが回るような感覚です。日本酒かよ。 とりわけ、読み口のさらさら感は、私が普段好んでいる恩田陸氏や湊かなえ氏より一層つるつる(!?)でした。これに驚きました。 ・・・ さて、えぐみが強いのはキャラ設定だと述べました。 本作は二つの中篇「いなか、の、すとーかー」と表題作「ウォーク・イン・クローゼット」から構成されます。 強烈だったのは、前者では陶芸家石居の幼馴染果穂。石居にたいして憧れも憎しみも兼ね合わせもち、その二面性が「まだら」に現出する描写が良かった。 後者では、デートのオトコ用にそれに合わせたモテ服をチョイスするOLの早希。 これは疲れるんだろうなあ、と読んでてこちらまでちょっと疲れました。作中で彼女は、好きな男の子と幼馴染の女の子と3人でライブに行くことになりましたが、これが大変。男と行くときだったらこういう服・女友達との外出だったらこういう服、とテイストが異なるため、結果ライブに行く前にかれこれ4, 5時間も服のチョイスに悩むという・・・。化粧の時間なくなるよ!?みたいな。 まあでも、どちらも最後はキレイにまとまり、いい感じにおわりました。 ・・・ ということで、ほぼ初めてくらいな綿矢氏の作品でした。 なかなか良かったです。 今後も折に触れて読んでみたいと思います。
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いなかのすとーかーは意表をつかれて面白かったが、最後がパッとしなかった 最後の部分の分量を多くしても良いと思った 後者のウォークインクローゼットはテンポ感がよく面白かった、どんどん読めた 同じ読者の他の作品も読みたい
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いなか、の、すとーかー 大学の授業で使うので読んだ。最後の主人公の考えにはなるほどと思ったが、共感はできない。私なら敵(ストーカー)を倒したり、追い出したりしたい。途中の描写は怖かったが、読むのをやめられなくなった。最終的な主人公の人生観は良い。
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