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侯爵家の花嫁 ハーレクイン文庫
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侯爵家の花嫁 ハーレクイン文庫

サラ・クレイヴン(著者), 藤村華奈美(訳者)

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侯爵家の花嫁 ハーレクイン文庫

682

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ハーパーコリンズ・ジャパン
発売年月日 2017/09/29
JAN 9784596938343

侯爵家の花嫁

¥682

商品レビュー

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2019/02/18
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面白かったです。 大富豪で、やり手のビジネスマンで、超イケメンで、おまけに次期侯爵! 流石はハーレのヒーロー-笑 、こんなヒーローに「花嫁」として嫁ぐなんて、それこそ女の夢ですね。 しかし、ヒロインのマリサは親同士が決めた結婚であり、また長らく恩になった侯爵家に「跡継ぎを生む」という形で恩返しをしなければならないという義務感を感じています。 その一方、夫となるべき男性ロレンツォに子供の頃から恋い焦がれていました。 彼が自分と結婚するのは仕方なく義務感に駆られてからだと信じ込むマリサは、初夜に夫を拒絶してしまいました。 当然ながら、新婚の二人の関係は険悪なものとなり-。 ストーリー全体としては、無垢な若い新妻が夫に惹かれながらも、様々な要因があって態度で拒んでいて、それが余計に二人の夫婦関係を複雑にしている、、、というハーレの王道展開です。 その分、面白くはあるんだけれども、先の展開がわかってしまう面もありました。 ただ、全部読んでいくと、ヒロインが滞在先で癒やしを見つけた「アドリアーナの庭園」やアドリアーナのエピソードなど、随所に物語りに深みを増す仕掛けがあることに改めて気づかされます。 何よりラストのマリサに子供ができない健康上の理由があると判明する下りで、読者は愕くでしょう。 私も実は、ここは子供ができて誤解も解けて大団円で終わるとばかり予想していました。 しかし、敢えて完璧なハッピーエンドて終わらせない、夫婦にとって、侯爵家にとって大きな問題となる「跡継ぎ問題」を突きつけられながらも、互いの存在よりも大切なものはないと気づいた二人の姿には感動さえ呼び起こされます。 願わくば、この素敵なカップルに奇跡が起きて、マリサに可愛い赤ちゃんが授かりますように。 小説の出来事ながら、ラストは祈るような気持ちでページを閉じました。 素敵な作品です。

Posted by ブクログ

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