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冬を待つ城 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2017/09/28 |
| JAN | 9784101305271 |
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冬を待つ城
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商品レビュー
4
10件のお客様レビュー
歴史の深淵に迫るこの作品は、戦国時代の九戸政実を中心に描かれた壮大な物語です。豊臣秀吉が派遣した15万の軍勢に対抗するわずか3千の城兵の奮闘を通じて、東北地方の歴史的背景や価値観が丹念に描かれ、読者は政実の立場に共感を覚えます。物語は、ミステリー要素や裏切りが散りばめられ、緊張感を持続させながら進行します。特に、後半はテンポよく読みやすく、秀吉軍の真意や政実の戦略に迫る展開が魅力的です。作品を通じて、歴史の裏側に潜む人間ドラマや、戦いの中での思惑が巧みに描かれており、非常に興味深い体験が得られます。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
1591年、秀吉は、東北仕置きに乗り出す。これに対し、南部氏の一族である九戸政実は敢然と反旗を翻し、九戸城に籠城。わずか3,000の城兵に対し、秀吉が送り込んだのは、15万という破格の大軍。しかし、圧倒的な戦力差がありながら善戦を続けていた九戸軍は、なぜか、わずか数日であっさり和...
1591年、秀吉は、東北仕置きに乗り出す。これに対し、南部氏の一族である九戸政実は敢然と反旗を翻し、九戸城に籠城。わずか3,000の城兵に対し、秀吉が送り込んだのは、15万という破格の大軍。しかし、圧倒的な戦力差がありながら善戦を続けていた九戸軍は、なぜか、わずか数日であっさり和議を受け入れる。そして果敢な抵抗の裏に潜む歴史の大いなる謎とは。。。特徴は、 アテルイや安倍氏、平泉藤原氏など、中央政権から常に圧迫され続けた東北の苦難の歴史を背景に、見事に重ね合わせることで、「奥州の大義」と「自立の誇り」をくっきり浮かび上がらせた事。安部龍太郎作品ならではの史観に溢れた傑作。もちろん5つ星ですよ~
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小田原の北条氏を滅ぼし、天下統一の総仕上げとして奥州北端まで攻め込もうとする秀吉軍。中央に反抗し一揆を起こした土着民を平定するために行われた戦国最大の「奥州仕置き」であるが、秀吉(の歓心を得ようとする三成)の狙いは朝鮮出兵を間近に控え、寒さに強い武士と人足を確保する人攫いだった。...
小田原の北条氏を滅ぼし、天下統一の総仕上げとして奥州北端まで攻め込もうとする秀吉軍。中央に反抗し一揆を起こした土着民を平定するために行われた戦国最大の「奥州仕置き」であるが、秀吉(の歓心を得ようとする三成)の狙いは朝鮮出兵を間近に控え、寒さに強い武士と人足を確保する人攫いだった。この真の狙いを見抜き、奥州北端の九戸城で籠城作戦をとる九戸4兄弟の嫡男、政実。秀吉軍15万に対し、籠城方はたったの3千。伊達や蒲生、井伊、徳川などの連合軍に囲まれながらも知略で対抗する。安部龍太郎さんの小説は初めて。史実に基づきつつ一定のフィクションを織り交ぜた読みやすく、違和感のない内容。東北地方の歴史的背景や価値観が丹念に描かれ、奥州側の立場にめちゃくちゃ共感。「逆らえば滅ぼされ、従えば搾取される」。極端な言い方かもしれないが、北国の人々(南国も)はいつの時代も中央の権力者に搾取されてきた。価値あるものは奪われ、不要なもの、危険なものを押し付けられてきた。この状況が令和の今も残っていることを忘れないでおきたい。
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以前、高橋克彦「炎立つ」を読んだことを伝えたら、親戚が貸してくれた一冊。時代小説はどうしても読むのに時間がかかってしまう... 東北に住む者として、九戸政実のことは知らなければならないと思っていたし、地域を学ぶ時間の時にも必ずでてくる人物。ただ、今までの学びがあまりにもライトだっ...
以前、高橋克彦「炎立つ」を読んだことを伝えたら、親戚が貸してくれた一冊。時代小説はどうしても読むのに時間がかかってしまう... 東北に住む者として、九戸政実のことは知らなければならないと思っていたし、地域を学ぶ時間の時にも必ずでてくる人物。ただ、今までの学びがあまりにもライトだったのだと思えた。こういった時代小説を書く作家の構成力と調査力につくづく驚く。 九戸政実に兄弟がいたこともここまで民を思う心があることも、この本を読まなければまったく知らなかったこと。こんな小さな藩の者に注目してくれたことがすごくありがたい。たとえ、時代小説だとしても、読んで良かった。
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