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文章予測 読解力の鍛え方 角川ソフィア文庫
792円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2017/09/01 |
JAN | 9784044003302 |
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文章予測
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文章予測
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
読者の予測の仕方を考慮しながら、説得力のある文章わ書くにはどうすればよいかという観点で有益。 本書を読んで、現代文の受験参考書に書かれているパターン型解法をチェックしたくなった。 本書の難点は、例文の大半が小説で、評論や随筆が少ないことだろう。
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私たちが当たり前にやっていることをあえて言葉にして説明し意識化して、より良い読み、より良い執筆につなげられるようにしている。 本人も書いているが、同著者の新書『「読む」技術』を読めば事足りる感は多分にあった。わたしも人に勧めるなら、この文庫ではなく、新書にする。
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タイトルの通り「予測」がキーワードになっている。 予測と聞くと当てるための予測をイメージしてしまうが、そうではなく文章の後に続くであろう展開の幅を限定することなんだとか。 極端な例えだが、ゴジラの話を読んでいるのに「次は大谷翔平が出てくるな」と思う人はいないように、ある程度...
タイトルの通り「予測」がキーワードになっている。 予測と聞くと当てるための予測をイメージしてしまうが、そうではなく文章の後に続くであろう展開の幅を限定することなんだとか。 極端な例えだが、ゴジラの話を読んでいるのに「次は大谷翔平が出てくるな」と思う人はいないように、ある程度どうなるか(ゴジラが暴れるかも、どうしてこんなとこにいるのか等)を読み手は絞っていることがわかる。 大事なのは「文章理解とは文章を媒介にして読み手と書き手が擬似対話をすること」を理解することであり、書き手に常に問いの予測をすることで読み上手になれるんだと感じた。 私が、一番勉強になったのは5章の「行間を読ませる」だ。 私が思うに、どんな本(特に小説や戯曲)でも、行間の存在に気づき、深く読み、深く理解することができるかどうかが「読み上手」になれるかどうかなんじゃないかと思う。 そのためにやはり「予測」は重要で、予測は行間の存在を気付かせてくれる。 行間の存在に気づき、その行間を埋める工夫をして、そこでやっと書き手との対話が始まり、問いたり答えたりを繰り返して、文章理解へつながっていくんだと思う。
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