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だから、居場所が欲しかった。 バンコク、コールセンターで働く日本人
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2017/09/26 |
| JAN | 9784087816334 |
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だから、居場所が欲しかった。
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商品レビュー
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タイのバンコクに日本企業のコールセンターがあるそうです。オフショアってやつですね。 そこで働くオペレーターたちは服装も自由、当日欠勤なども厳しく言われることもない、日本語しかできなくてOK。刺激もない楽で退屈な仕事だけど、ある程度の金額がもらえるので応募してくる日本人は多いそう。...
タイのバンコクに日本企業のコールセンターがあるそうです。オフショアってやつですね。 そこで働くオペレーターたちは服装も自由、当日欠勤なども厳しく言われることもない、日本語しかできなくてOK。刺激もない楽で退屈な仕事だけど、ある程度の金額がもらえるので応募してくる日本人は多いそう。 「なんか良さそう」と思うけど、コールセンターで働く人たちの地位は現地採用者の中でも低く、賃金も最低ラインより低め。タイの物価を考えると十分暮らしていける金額であり、日本での居場所を見つけられなかった人たちは退屈な仕事を我慢しコールセンターで働くのだといいます。 OBを含むオペレーターたちへのインタビューを通じて見えてくるのは、日本社会の閉塞感です。元気で未来への希望に満ちたタイの雰囲気から眺めた日本は、ギスギスした雰囲気や、40代以降の再就職の難しさ、将来への不安がより強く感じられます。そうした現状から逃れるように、少しの収入で暮らせるコールセンターにしがみついても、タイに残りたいと願う気持ちは、私にも共感できるものでした。 自分自身も、毎日定時まで働いて出世も見込めず「老後の資金が不安だ」「このままでいいのかな」と漠然とした不安を抱えながら生活をしていますが、そんなあくせくした働き方や生活に疑問を持つというきっかけをくれる本だと思いました。 タイで生きる彼らの姿は、単なる“逃避”ではなく、息苦しい日本社会から一歩外に出てみることで見えてくる、新たな生き方や価値観のヒントなのかもしれません
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水谷竹秀著『だから、居場所が欲しかった。:バンコク、コールセンターで働く日本人』(集英社) 2017.9発行 2018.1.29読了 書評を見て購入。ノンフィクション。日本で自分の居場所を見つけることができず、現地採用でタイに移住する人々がいる。語学も学歴も不問だが、3万バー...
水谷竹秀著『だから、居場所が欲しかった。:バンコク、コールセンターで働く日本人』(集英社) 2017.9発行 2018.1.29読了 書評を見て購入。ノンフィクション。日本で自分の居場所を見つけることができず、現地採用でタイに移住する人々がいる。語学も学歴も不問だが、3万バーツ(約10万円)という薄給が条件で、一定の需要があるらしい。AIが人間の雇用も奪うと言われる超スマート社会では、居場所を見出せない人間は日本から去っていくのではないか。私は遠くない未来の日本人の縮図を見たような気がする。この生きづらさは一体何なんだろう。なぜ日本で幸せに生活することができないのだろう。声なき声が聞こえてくる。 URL:https://id.ndl.go.jp/bib/028498888
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タイのコールセンターを起点に、色んな理由で日本には居場所がなかった人達について描かれたノンフィクション。ここに登場した人達が幸せに暮らしてることを願う。
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