商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2017/09/21 |
JAN | 9784344031746 |
- 書籍
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凶獣
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凶獣
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商品レビュー
3
8件のお客様レビュー
宅間守の事件を扱ったノンフィクションで再現小説となっている部分もある。 元少年Aが全く反省していないのをポーズや言葉でごまかしているが、宅間守は文字通り全く反省していない。 犯行の原因として遺伝的要因などもあげられるが動機は語られない。やるせなさだけが残った。
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附属池田小学校における児童襲撃事件。その犯人である宅間守を石原慎太郎が題材に。どのように描くのか興味があった。狂獣。タイトルにも滲むが、彼は、悪魔として生まれたのか。生い立ちや精神疾患が悪さをしたのか。その観点で事件をえぐる。 無抵抗な弱者を無差別に殺す人間は、精神疾患だろうが...
附属池田小学校における児童襲撃事件。その犯人である宅間守を石原慎太郎が題材に。どのように描くのか興味があった。狂獣。タイトルにも滲むが、彼は、悪魔として生まれたのか。生い立ちや精神疾患が悪さをしたのか。その観点で事件をえぐる。 無抵抗な弱者を無差別に殺す人間は、精神疾患だろうが酌量の余地は無い。寧ろ、まともな人間はそんな事しないのだから、そもそも異常者であり、更生の余地に関わらず、裁くべきというのが私感だ。この本で宅間の人間性を掘り下げた所で、その物語の中で心情を理解しても、同情はしない。 しかし、社会には一定数、こうした獣が生まれてしまう歪がある。宅間は最近の自暴自棄なジョーカーとは経路が異なるが、そうした凶暴性を発現させたきっかけは違えど、密かな凶暴性が内在することや、その発現を未然に防げぬ事では、恐怖は拭えない。考えさせられる。
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2001年6月8日、未曾有の事件は起こった。 大阪府池田市の小学校に刃物を持って侵入した宅間守は逃げまどう小学一年生と二年生の児童8名を殺害、15名に重軽傷を負わせた。初公判の日、入廷してきた宅間は三度口笛を吹いたという。なぜ彼は事件を起こしたのか?綿密な取材とインタビューで宅間...
2001年6月8日、未曾有の事件は起こった。 大阪府池田市の小学校に刃物を持って侵入した宅間守は逃げまどう小学一年生と二年生の児童8名を殺害、15名に重軽傷を負わせた。初公判の日、入廷してきた宅間は三度口笛を吹いたという。なぜ彼は事件を起こしたのか?綿密な取材とインタビューで宅間の実像に迫る戦慄の記録! 児童8名が亡くなった池田小事件。犯人は多くを語らず死刑となった。石原氏が弁護士や精神鑑定に携わった人たちにインタビューし、記録したのがこの本だ。一部にフィクションとあるのが納得いかないかもしれないが、ソースの入手経路や方法などの問題でフィクションと書かなければならなかったのかもしれない。内容は濃いとはいえず、期待外れかもしれない。事件の全体像をざっと見るにはいいと思う。とくに事件前の過去の行動・記憶は、犯人が死刑になった今となっては貴重な資料だろう。しかし、なんでこんな男がモテるのか理解に苦しむなー。
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