商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 毎日新聞出版 |
発売年月日 | 2017/09/01 |
JAN | 9784620324630 |
- 書籍
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校閲記者の目
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校閲記者の目
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商品レビュー
3.5
14件のお客様レビュー
毎日新聞での校閲ルール、という前提で新聞記事の校閲に関する実例や苦労が語られている。 「間違いがいくつあるかわからない間違い探し」というフレーズが印象的。限られた時間の中で膨大な記事の中から、「ないかもしれない」誤りを見つけて修正する大変な作業。固有名詞や数字などはその知識がな...
毎日新聞での校閲ルール、という前提で新聞記事の校閲に関する実例や苦労が語られている。 「間違いがいくつあるかわからない間違い探し」というフレーズが印象的。限られた時間の中で膨大な記事の中から、「ないかもしれない」誤りを見つけて修正する大変な作業。固有名詞や数字などはその知識がないと誤りかどうかも判断できない。 改めて日本語の複雑さにも気づかされる。てにをは、漢字、それに時代と共に変化する言葉の意味など。修正の拠り所となる国語辞典でさえも誤植をすることがあるらしい。 本書の最後では、やはりというかAIについての言及もあった。膨大な手作業に有効なパートナーにも、仕事を奪う強敵にもなりうる。しかし最終的に「判断」は求められるだろうから、完全にAIに取って変わられることは無さそうだ。
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一ヶ所見落としても0点。この仕事がいかに厳しいかが分かった。 素人がすぐに分かることなど当たり前で、それ以上の能力が必要。 私は重要な文書をチェックする時、頭がオーバーヒートして、おでこや耳などが痛くなる。重要であればあるほどその傾向が強い。私に強迫性障害的な所があることを考...
一ヶ所見落としても0点。この仕事がいかに厳しいかが分かった。 素人がすぐに分かることなど当たり前で、それ以上の能力が必要。 私は重要な文書をチェックする時、頭がオーバーヒートして、おでこや耳などが痛くなる。重要であればあるほどその傾向が強い。私に強迫性障害的な所があることを考えると、この仕事は向いていないと思う。
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【目次】第1章 校正おそるべし/第2章 「熟考」をなぜ「塾考」にミスパンチ? 誤字・異字同訓/第3章 「1人前」と「一人前」で意味が違う 数字・単位・記号/第4章 イメージ先行? 「花向け」「悪どい」 事実誤認・覚え違い/第5章 「雨模様」は降っている? いない? 表現のニュアンス/第6章 品川区の目黒駅、港区の品川駅 固有名詞の落とし穴/第7章 「再選する」? 「再選される」? 文法と文脈 あらゆるミスを見逃さないのがプロ……といいたいのだけれど。それがなかなか難しい。 同音異義語と同訓異字の使い分けは難しい。ハッシュタグ記号とシャープの違いも両方あれば気づくだろうけれど、どちらかだけだったら見過ごしそう。「慣用」の線引きも微妙。 自分を信じず、調べることが肝要。
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