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木嶋佳苗100日裁判傍聴記 佐藤優対談収録完全版 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2017/09/13 |
| JAN | 9784062937726 |
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木嶋佳苗100日裁判傍聴記
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木嶋佳苗100日裁判傍聴記
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商品レビュー
3.6
10件のお客様レビュー
『なぜ、男たちは彼女の『毒牙』に次々とかかっていったのか?―』本書は「稀代の婚活詐欺師」「平成の毒婦」と呼ばれた木嶋被告の100日間にも及ぶ裁判の傍聴記録を筆者からの『女性からの目線』で綴った物です。 彼女の事件については朝や夜のニュース番組で断片的に少し知るくらいであり...
『なぜ、男たちは彼女の『毒牙』に次々とかかっていったのか?―』本書は「稀代の婚活詐欺師」「平成の毒婦」と呼ばれた木嶋被告の100日間にも及ぶ裁判の傍聴記録を筆者からの『女性からの目線』で綴った物です。 彼女の事件については朝や夜のニュース番組で断片的に少し知るくらいでありました。裁判のイラストでの木嶋佳苗の着ている服ですとか彼女の赤裸々なまでの『ヰタ・セクスアリス』についてですとか、『男性からお金をもらうのが、当たり前だと思っていました』などの発言を聞くくらいで、特に関心は払っていなかったのが正直なところでございました。 しかし、こうしてまとめられたものを読むと事件の裏にある男女の深い『業』といいますかなんと言うのか…。ノンフィクション作家の佐野眞一氏は『名前以外は全てがウソ』と切り捨てつつも『東電OLを超える存在』とうなっていた理由がなんとなく判るような気がしました。 事件のあらましは肉体と結婚をちらつかせて男たちから1億円以上もだまし取り、3人の男を練炭で殺害したとして死刑判決を受けた木嶋佳苗被告。本書は彼女の100日間の裁判の様子を傍聴した記録です。 「稀代の婚活詐欺師」「平成の毒婦」と呼ばれた木嶋被告とは、どんな人物なのか。それを同じ女性からの視点を軸として裁判の様子と彼女の故郷である北海道別海市への取材を重ねた上でかかれており、すらすと読めはするのですが、男女問わず誰かもが思っているであろう疑問『決して美人とはいえない容姿で、何人もの男を手玉に取れた理由』は結局わからずじまいでありました。 しかし、彼女に『籠絡』された男たちには同じ男として大いにシンパシーを感じつつも、まるで蟷螂の交尾よろしく『がんばって』いるオスを頭から食い殺すがごとく、自分の性をはじめとして料理のスキルからなにから使える武器は全て使い、『自分を大切にすることとはカネを出すことだ!』といわんばかりにキャッチセールスのクロージングのように自分と交際を迫る(お金を引き出す)手練手管の数々には、正直言って度肝を抜かれました。 さらに、北海道別海市に飛んで木嶋香苗被告家族及び18歳までの生育暦になると、『保守的で排他的で閉鎖的な環境』からなにが何でも抜け出したいという叫びにも似た欲求と家族や周囲との不協和音。そして早熟な彼女の『性』に関するうわさ…。 心底彼女は生まれ故郷が嫌いだったんだなと。そこから抜け出して二度とそこへ戻らないために自分の『性』を商品化して「デイ・トリッパー」よろしく男から男へ…。というなりふり構わない人生へと突入したのではなかろうか…。 彼女がとった手段に関して決して同調できませんが、おそらくはこういうことなんだろうなというのが現段階の彼女に対する『思い』です。 そして、驚いたのが『東電OL』のときもそうだったように彼女の生き方に『共感』を覚える女性が一定数存在してこと。これにはしばらくの間腕組みをして考え込まざるをえませんでした。本書の最後の方で、フェミニストで有名な上野千鶴子女史が彼女の事件を評して 『援交世代から思想が生まれると思っていた。生んだのは木嶋香苗だったのね』 とおっしゃっていたのがとても印象に残っております。 彼女の起こした事件は今後も繰り返し扱われると思いますが、彼女への理解は別として、この本にはぜひとも一度は資料としても目を通す価値はあるかと思われます。 ※追記 本書は2017年9月13日、講談社より『佐藤優対談収録完全版 木嶋佳苗100日裁判傍聴記 (講談社文庫 き 63-2)』として文庫化されました。
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週刊誌的な本。それが期待されてのことなのだろうけど、過剰に女性が見た!木嶋佳苗ということがクローズアップされててゲンナリした。服装や化粧、あと傍聴の周りの人の噂話など。もう少し踏み込んだ分析や、刑が確定後会いに行くなどまですればもう少し読み応えのあるものになったと思う。興味を惹か...
週刊誌的な本。それが期待されてのことなのだろうけど、過剰に女性が見た!木嶋佳苗ということがクローズアップされててゲンナリした。服装や化粧、あと傍聴の周りの人の噂話など。もう少し踏み込んだ分析や、刑が確定後会いに行くなどまですればもう少し読み応えのあるものになったと思う。興味を惹かれた、すごい!怖い!何だろう、よくわからない(よくわからないから魅力)という感じが全編を貫いてた。
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婚活殺人事件と言われた裁判の傍聴記録。 状況証拠しかなく被告人は殺人については終始否認。 不審死は6件あったが自殺と判断され3件の殺人により死刑判決。 シリアルキラーと裁判所から判断された被告人であったが裁判中は冷静であった。
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