商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ブロンズ新社 |
発売年月日 | 2017/08/26 |
JAN | 9784893096364 |
- 書籍
- 児童書
天女かあさん
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天女かあさん
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商品レビュー
4
9件のお客様レビュー
天女シリーズ第二弾ということで、顔を隠した表紙や、洋題の「The Strange Mum」から感じさせるユーモラスな印象はあるものの、人情味溢れる物語も前作同様に変わらない、天女だからできる優しさが身に染みる絵本です。 天女自身のインパクトは、前作で慣れたこともあって特に気...
天女シリーズ第二弾ということで、顔を隠した表紙や、洋題の「The Strange Mum」から感じさせるユーモラスな印象はあるものの、人情味溢れる物語も前作同様に変わらない、天女だからできる優しさが身に染みる絵本です。 天女自身のインパクトは、前作で慣れたこともあって特に気にはならず、ペク・ヒナの作り出す、一つ一つの表情やデザインにも拘った、ちょっと懐かしくも温かい世界観は、箱庭とは思えない生活感が滲んでいる中、電話を受けた天女の部屋(?)の内装が興味深くて、しかも使っている電話はおそらくダイヤル式であるのが、また面白い。 物語は、男の子「ホホ」が熱を出して早退したことを仕事中に知ったお母さんが、誰かに頼もうと電話をかけまくっていたら、たまたま繋がったのが天女さまであり、電話が神様のところに繋がる設定や、その後の、『こどもが びょうきでは しようがない』『けったい やけど、かあさんに なったげるしかないな』の言葉には、まるで神様の存在が、近所に住む気の良いおばちゃんのような親しみやすさを与えてくれて、それが韓国の庶民的温かさにも繋がっているのだと感じられました。 個人的には、こちらが一作目であるかのような、前作に繋がりそうな終わり方が気になりました。
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話はおもしろいけど、ソウルなのに関西弁なのがちょっと違和感がある。 美女かと思いきや愛嬌のある系の天女で面白い。
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大雨のソウル、職場の母に子どもがお熱で早引けしたとの知らせ。 子どものことを頼もうと電話したつもりが、つながったのは天女の電話。 「こどもがびょうきではしょうがない」 間違いと知りつつも、世話焼きの天女がかけつけます。 韓国の作家、ペク・ヒナさんの作品。 気になる作家さんの一...
大雨のソウル、職場の母に子どもがお熱で早引けしたとの知らせ。 子どものことを頼もうと電話したつもりが、つながったのは天女の電話。 「こどもがびょうきではしょうがない」 間違いと知りつつも、世話焼きの天女がかけつけます。 韓国の作家、ペク・ヒナさんの作品。 気になる作家さんの一人です。 今にも動き出しそうな表情豊かな登場人物が魅力的。 決してかわいい人形ではなく、お母さんの中年体型なんかもリアルに表現されています。 人によっては、強烈な個性を放つ人形を苦手と感じるかもしれません。今回の天女もなかなか迫力のあるキャラクターです。 そこに不思議と長谷川義史さんの関西弁がマッチするんですね。 舞台は韓国ソウルなのに、関西弁がぴったり。 強烈な個性と関西弁の相性がいいのかな。 ペク・ヒナ&長谷川義史は他にもあります。 どれも素敵な作品です。
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