商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2017/08/01 |
JAN | 9784087456295 |
- 書籍
- 文庫
カツ丼わしづかみ食いの法則
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カツ丼わしづかみ食いの法則
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3.7
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「椎名誠」のエッセイ集『カツ丼わしづかみ食いの法則 ナマコのからえばり』を読みました。 『本の夢 本のちから』に続き、「椎名誠」作品です。 -----story------------- 人気エッセイシリーズ文庫化第9弾! 社会問題からカツ丼の食べ方まで、「シーナ」が五感でと...
「椎名誠」のエッセイ集『カツ丼わしづかみ食いの法則 ナマコのからえばり』を読みました。 『本の夢 本のちから』に続き、「椎名誠」作品です。 -----story------------- 人気エッセイシリーズ文庫化第9弾! 社会問題からカツ丼の食べ方まで、「シーナ」が五感でとらえる森羅万象。 特定秘密保護法に原発汚染水……身の回りの不穏な気配にもスルドク斬り込む。 ヒトの釣った魚を横取りして生ビールでカンパーイ。 尿酸値増加の危機も糖質ゼロのビールで軽くいなし、豪快かつ芸術的なカツ丼の食い方に魅せられる。 駅のトイレでマーフィーの法則に振り回されるも自然破壊などの社会問題にスルドク迫り、ここにきて雑誌創刊に乗り出した。 ついにナマコが霊長類最強じぃじぃに進化か!? 旅に出てサケを浴びて原稿を量産する日々をつづる痛快エッセイ第9弾。 (解説/「竹田総一郎」) ----------------------- 軽めの作品を読みたい気分だったので本書をセレクト、、、 『サンデー毎日』の2013年(平成25年)8月18・25合併号~2014年(平成26年)3月30日号に連載されたエッセイ『ナマコのからえばり』を収録した作品です。 ■1 アヂアヂモウロウ日記 ・アヂアヂモウロウ日記、「世界遺産」ってなんだ? ほか ■2 ビールを飲むのもタタカイだ ・人生のお勘定、ビールを飲むのもタタカイだ ほか ■3 貴腐人とはなにか ・「うちゅくちい国」はどこに、十七年ぶりのバリ島 ほか ■4 十二支の動物を順に食ってみる ・今夜も眠れない…が、麺談風発 ほか ■5 攻撃的距離からの逃走 ・攻撃的距離からの逃走、どたばたカンヅメ日記 ほか ■単行本あとがき ■文庫本のためのあとがき ■解説 竹田総一郎 老眼になったり、不眠症に陥ったり、夏負けで体重が6kg減ったり、いろんなコトを考えていてタクシーに財布を忘れたり… と、いつまでも元気だと思っていた「椎名誠」も年相応(執筆時は69歳)の衰えを感じたり、 それでも、原発政策や特定秘密保護法案への不穏な気配にもスルドク斬り込む姿勢等、変わらない部分に共感したり、 バリへの旅や南米イグアスの滝への旅でのオオアリクイのナックル歩行との出会いを羨ましく感じたり、 大好きなSF作品『リプレイ』が紹介してあることに嬉しい気持ちになったり、 暑くてもなるべくクーラーを使わない作戦に共感しつつ、昨今の猛暑だと、現実は厳しいよなぁ… と感じたり、 そして、カツ丼をがしがし食っているシーンを読んで、たまらなくカツ丼を食べたくなったり、 等々… と、読んでいるうちに、友達になったような気分に陥り、「椎名誠」の生き方に同調しながら愉しく読めました。 魅力溢れるエッセイでしたね… 相変わらずエッセイ一つひとつのタイトルも秀逸、、、 面白かったですねー 本シリーズ、機会があれば、別な作品も読みたいですね。
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FB友人まやさんが読んでいた本 附箋 ・本物の「仕事歌」第一次産業が現在も活発に機能しているところには野外で声を合わせて歌う生きた仕事歌が現存している ・動物によって、あるいは人間だと人種や文化によって、とてもここちのいい「距離」というのがある。「安心距離」アラブ人約五十センチ ...
FB友人まやさんが読んでいた本 附箋 ・本物の「仕事歌」第一次産業が現在も活発に機能しているところには野外で声を合わせて歌う生きた仕事歌が現存している ・動物によって、あるいは人間だと人種や文化によって、とてもここちのいい「距離」というのがある。「安心距離」アラブ人約五十センチ ・「ブレイン・ドラッグ」映画化 超面白翻訳小説 ・秘密は吐いたが食った三品は吐かなかったらしい ・日本でしか西洋料理フルコースを食べたことがない
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久しぶりに椎名誠を読んだ。 年を取って昔のようにできなくなったということが書かれていて、あんなに無茶苦茶な生き方をしていた椎名さんも、肉体的、精神的な疲れを感じるんだなということがわかり、励みになった。 年取っても変わりません、という言葉を聞くよりも、もう昔のようなことはできない...
久しぶりに椎名誠を読んだ。 年を取って昔のようにできなくなったということが書かれていて、あんなに無茶苦茶な生き方をしていた椎名さんも、肉体的、精神的な疲れを感じるんだなということがわかり、励みになった。 年取っても変わりません、という言葉を聞くよりも、もう昔のようなことはできないししないが、今はこんな楽しみがあり、実行しているよ、ということを聞きたいから。
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