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からくりサーカス(文庫版)(4) 小学館文庫
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からくりサーカス(文庫版)(4) 小学館文庫

藤田和日郎(著者)

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からくりサーカス(文庫版)(4) 小学館文庫

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2017/08/10
JAN 9784091933249

からくりサーカス(文庫版)(4)

¥880

商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

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2019/02/08

何度だって、言いたいんだが、『からくりサーカス』は最高な漫画です そんな『からくりサーカス』を読む際、繰り返し再生して聞きたい名曲、それは、doaの『英雄』 ご存知の方もいるでしょうが、『ウルトラマンネクサス』のOPに使われていました もちろん、『ウルトラマンネクサス』にも、ピッ...

何度だって、言いたいんだが、『からくりサーカス』は最高な漫画です そんな『からくりサーカス』を読む際、繰り返し再生して聞きたい名曲、それは、doaの『英雄』 ご存知の方もいるでしょうが、『ウルトラマンネクサス』のOPに使われていました もちろん、『ウルトラマンネクサス』にも、ピッタリなんですが、ハッキリ言って、怖いくらいに、『からくりサーカス』の世界観やストーリー、キャラクターたちの生き様を歌詞が表現してくれています そんな事を想っていたので、ユーチューブで、この『からくりサーカス』と「英雄」のMAD動画を見つけた際は、ほんと、驚くやら、嬉しいやら、でした 『ONE PIECE』や『銀魂』、『僕のヒーローアカデミア』との相性も良い歌だ、と認めた上で断言したい、一番は、『からくりサーカス』だ!! そんな始まり方をしてしまいましたが、改めて、(4)の感想を書きます サーカスをしたい、けど、何もかもが足りない現状で出来る事が無い、そんな諦めの境地にいた、仲村たちの芸人としての矜持に火を灯し直し、なおかつ、公園での興行を成功に導いたのは、誰でもない、勝 何もない状態から何かを見つけて、あるものを最大限に活かすアイディアを発揮し、突発的なトラブルに対しても、大胆かつ柔軟に対応し、自分がやりたい事、仲間がやりたい事、そして、お客様を笑顔にするために全力で挑む ある意味、子供らしからぬ個性の持ち主、それが勝。今後の展開を知っている、私のような読み手の大半は、少なからず、アレの影響もあるんだろう、と感じた事でしょう 一度目に読んだ時は、勝って凄いな、くらいしか思いませんでしたが、これからを知っていると、新たな読み方も出来るので、文庫版や完全版ってのは、良いですね しかし、そんな勝らの好演が危うく霞みかねないほど、この(4)で衝撃なのは、あの男、加藤鳴海の復活です 左腕と記憶の一部を失った鳴海は、フランスで、訳が分からないまま、勢いに流され、しろがね達と自動人形どもの戦争、その渦に巻き込まれていく 口では戦いたくない、闘わない、と文句を喚きながらも、鳴海は、子供が攫われたと聞かされるや、自らの意思で救出へ そして、鳴海は戦いの中で窮地に追い込まれていく事で、自分が「強くなりたい」と望んだキッカケを思い出す。鳴海は、強くなる事で大切な誰かを守りたかった、けれど、守れなかった。そんな自分を変えたくて、と言うより、弱い自分に戻りたくないからこそ、鳴海は強さを求め続けた やっと、誰かを守る事が出来て、男泣きする鳴海は自分の得た強さに自信が持てるように。その自信を保ち、これからも、その強さで誰かを救う事を自分に誓う様にして鳴海は受け入れる、「しろがね」の一人となる事を しかし、他の読み手の方も指摘していますが、この時に決めた覚悟は、まだ乏しいのだ、幾度も自問自答する事になる、と鳴海も読み手も、これから、思い知っていく事になります、過酷な戦い、そして、運命の残酷さに直面し、筆舌尽くしがたい絶望が襲ってくる事で・・・・・・ この台詞を引用に選んだのは、シンプルにグッと来たからです 鳴海のカッコ良さを表現すると同時に、藤田和日郎って男の「命に対する考え方」が見える、そんな気になれるのも大きいです きっと、藤田先生は、鳴海のように怒れるんでしょう、命を軽々しく扱う人に対し 苦しさに押し潰されそうな人の辛さは理解した上で、自殺を選んでしまった「弱さ」や、ちょっとした理由や面白さ優先、面白さ半分で他人の命を簡単に奪う非道さに、烈火の如き怒りを発揮でき、その真っ赤な感情を原稿にぶつけ、漫画と言う形で読み手へ表現できる だからこそ、私は藤田先生の作品が大好きで、先生を尊敬しています 「気に入らねえ!おまえら、自動人形も・・・この義手も・・・・・・『しろがね』どもも、みんな・・・気に入らねえ・・・人を殺して、血を吸って生きる機械だと・・・不老不死の薬で・・・生き続ける人間だと・・・何が錬金術だ!何が「生命の水」だ!命をひょいひょい、与えたり、奪ったりよ・・・(オレは・・・強くなったハズだったんだよ・・・先生・・・この世のどこかに生まれたはずの、兄弟と会った時のために・・・強く・・・強くなった・・・ハズなのに!!また・・・また、命は・・・オレをすり抜けて・・・行っちまった!)てめーらの命は、軽すぎるんだよォ!!」(by加藤鳴海)

Posted by ブクログ

2018/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

テントを取り上げられ、まともな興行が打てなくなった仲町サーカスは、勝の機転を効かせた演出と、リーゼロッテ、ヒロとノリの活躍もあって、街角での公演を成功させる。 一方、海を遠く離れたフランス・パリの広場では、ひとりの大道芸人が慣れない芸を披露していた。その直後、広場に突っこんできた銀行強盗の車。逃げ遅れた観客を守るべく、暴走車の前に立ちふさがった男は、練りこまれた気を打ち込むのだった。(Amazon紹介より)

Posted by ブクログ

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