1,800円以上の注文で送料無料

理科オンチ教師が輝く科学の授業 やまねこブックレット 教育6
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

理科オンチ教師が輝く科学の授業 やまねこブックレット 教育6

板倉聖宣(著者), 堀江晴美(著者)

追加する に追加する

理科オンチ教師が輝く科学の授業 やまねこブックレット 教育6

1,320

獲得ポイント12P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 仮説社
発売年月日 2017/08/10
JAN 9784773502848

理科オンチ教師が輝く科学の授業

¥1,320

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2017/08/28

 犬塚清和さんは,「編者まえがき」で次のように述べています。 「子どもたちには学習意欲がない」「だから授業がうまくいかない」という声が教育現場では聞こえてきます。でも,教師がそれをいってしまってはおしまいです。教育は人間的な行為です。相手も自分も人間です。先生方が〈自分の感動を...

 犬塚清和さんは,「編者まえがき」で次のように述べています。 「子どもたちには学習意欲がない」「だから授業がうまくいかない」という声が教育現場では聞こえてきます。でも,教師がそれをいってしまってはおしまいです。教育は人間的な行為です。相手も自分も人間です。先生方が〈自分の感動をもとにした授業〉をしてくださることを願っています。  本書に収録されている論文は,1974年の板倉聖宣氏の講演記録と,その頃,教育月刊誌『ひと』に発表された堀江氏の小学校2年生との授業記録です。  この二つの記事を通して,読者は,「理科オンチ教師でも授業ができる」ということを通り越して「理科オンチだからいい授業ができている」ことを感じることが出来るでしょう。「なのに」ではなく「だから」なのですぞ。   最近でも,「生徒時代に落ちこぼれを経験したことのある教師は,できない子どもの気持ちが分かるのでいい授業ができる」…といわれることもあります。それも一理ある,少なくとも「こんなこともできないのか」と子どもを責めることにはならないから,と思はいます。  が,それ以上に大切なことは,教師自身が感動して知ったことを「子どもにも伝えたい」という思いで子どもに伝えるという指導者の姿勢だと思うのです。  もう40年近く前の文章なのに,全く古く感じないのは,教育界が根本の所でほとんど変わっていないことの証左なのでしょうね。  10年ごとの指導要領の改正が,いつも「期待される人間像」から出発しているのですから,結局,子どもたちの思いからは,大きく離れているんです。だから,ずっと,現場は変わらないんでしょう。子どもたちは,社会の要請のために生きているのではない。子どもたちの生き方が次の社会を作っていくのです。  こういう実践記録を読んで,少しでも,子どもの興味関心によりそった授業をしていきたいものです。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品