商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 阿部出版 |
発売年月日 | 2017/07/01 |
JAN | 9784872426526 |
- 書籍
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分子栄養学のすすめ
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分子栄養学のすすめ
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商品レビュー
4.8
4件のお客様レビュー
おじいちゃんの凄すぎる自由研究。自分の身を自分で守るためにどうすればいいのかを、頭のいいおじいちゃんが研究してわかりやすくまとめてくれた本。
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例えば骨。 カルシウムさえあれば骨が作られるのではない。 食べ物を分解してカルシウムを作るのにたんぱく質や様々なビタミン、ミネラルが必要だし、カルシウムを骨へと届けるのにも、古い骨を壊すにも、新たに骨を作るにもたんぱく質や様々なビタミンやミネラルを使う。 それと同じことが血管、筋...
例えば骨。 カルシウムさえあれば骨が作られるのではない。 食べ物を分解してカルシウムを作るのにたんぱく質や様々なビタミン、ミネラルが必要だし、カルシウムを骨へと届けるのにも、古い骨を壊すにも、新たに骨を作るにもたんぱく質や様々なビタミンやミネラルを使う。 それと同じことが血管、筋肉、皮膚、ホルモンなど生命活動を維持する全ての場面で行われている。 体にそれらの活動を全うしてもらって「健康に生きる」ためには、種類も量も多くのたんぱく質、ビタミン、ミネラルが必要だ。 自分はそれを賄えるだけのものを日々口にしているだろうか。 三石先生のこの本は、できる限り平易にわかりやすくそれを訴えている。高校の生物くらいの内容だと思う。 著者本人でさえ、日々の食事だけでは健やかに生きるための全ての栄養素は賄えないのでビタミン剤を利用するという。 おにぎりだけ、パンだけの食事で生きていけないことはないのだろうが、「健やか」とはほど遠そうだ。
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これまでの栄養学を古典栄養学とバッサリ切り、まさに分子栄養学へのパラダイムシフトとなる根拠を明確に科学的に示している。 個人的に想起されたのは、古典栄養学と古典派経済学の類似だ。 まさにある前提における一部の現象をあたかも自然科学のように学問化し、説明できない現象は無視をする。 ...
これまでの栄養学を古典栄養学とバッサリ切り、まさに分子栄養学へのパラダイムシフトとなる根拠を明確に科学的に示している。 個人的に想起されたのは、古典栄養学と古典派経済学の類似だ。 まさにある前提における一部の現象をあたかも自然科学のように学問化し、説明できない現象は無視をする。 そして何より罪深いのは、そこに科学的な根拠が乏しいからこそ、それを操る人間の手で恣意的にビジネスに生かすことができるという点だ。 政治力の強い人間にとって"本当のこと"は邪魔である。それを強く感じさせられた。 本編の内容で言うと、とにかくタンパク質の大切さは身に染みて腹落ちし、自分の不調の根本原因はここにあると確信した。 そしてその改善のためには、テレビやネットに溢れる情報ではなく、本当の意味での科学に基づく知識の獲得と、自らの身体の個性の理解、実践を進めながらその声を聞いてPDCAを回していくことが必要だと理解している。 この後のシリーズも読んだ上で、マーケティングに影響されない、自己決定の健康獲得を目指してやっていこうと思う。
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