商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2017/07/27 |
JAN | 9784062206624 |
- 書籍
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デザインの仕事
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デザインの仕事
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商品レビュー
4.1
14件のお客様レビュー
グラフィックデザイナーによる、絵を描き始めた子供時代から事務所を作って本の装丁等の業務をするまでを振り返った仕事論 ファンで何冊か本を読ませていただいていて、本書も非常に示唆に富む内容ではあるのだが、聞き書きされているためか、何かしらぼんやりとした感じを受けた。
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「デザインには説明責任が伴う」 このことについて個人の体験を踏まえて語られていた。生い立ちの話など総合して考えるとなぜデザイン、というよりクリエイティブの世界に踏み出したのか、深ぼって聞いてみたいと思ったり。 ピクトグラムの話は面白かった。私自身あれはある種デザイン界においての...
「デザインには説明責任が伴う」 このことについて個人の体験を踏まえて語られていた。生い立ちの話など総合して考えるとなぜデザイン、というよりクリエイティブの世界に踏み出したのか、深ぼって聞いてみたいと思ったり。 ピクトグラムの話は面白かった。私自身あれはある種デザイン界においての効率化だとは思っていたけれども、実はそのコンセプト自体に業界全体への反証が込められているっていうのはなんかこうくるものがあった。私は今後どう使っていこう。少し立ち止まって考えてみる。 デザインに求められるのはストーリー。 この点に関しては、たしかにそうだって思わされるものばかり。今はストーリーが求められ、そのストーリーの凝縮こそが一番価値を見出される時代。 ただ今後はどうなるのか。そこまで議論がいってほしいと思った。 これはプロとアマチュアの差にも敷衍される気がする。良いデザインは必ず評価されるという結構ぼかした言葉で言われていたんだけど、良くないデザインも結構評価されているわけで。そこにはストーリー以外に度外視されてる基準があるんじゃないのって思ったりした。 全体を通してなんかこう頭疲れててもすごく読みやすくて、筆者相手にお話してる気分だった。
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広告や本の装丁のデザインをしている寄藤文平さんの仕事についてのお話。デザインとはセンスではなく論理的に解説ができる科学であるべきという考え方。畑違いの私などが、デザイナーという職業に対して漠然とカッコいいというイメージを持つのはあまりに浅はかだと改めて思った。 ポスターや良く売れ...
広告や本の装丁のデザインをしている寄藤文平さんの仕事についてのお話。デザインとはセンスではなく論理的に解説ができる科学であるべきという考え方。畑違いの私などが、デザイナーという職業に対して漠然とカッコいいというイメージを持つのはあまりに浅はかだと改めて思った。 ポスターや良く売れた本の装丁デザインついての解説も多く載っている。受け取り手の心を動かすために、思考を巡らせた上に、関係者からの指摘があれば、妥協点を見つけていくという泥臭い作業も見えてきて、デザインを仕事にする厳しさを感じた。 最後の若者に向けてのメッセージもグッときた。まずは手を動かして始めてみたい。
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