商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 原書房 |
発売年月日 | 2017/07/20 |
JAN | 9784562054077 |
- 書籍
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ホットドッグの歴史
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ホットドッグの歴史
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商品レビュー
3.6
5件のお客様レビュー
またやって来た「食」の図書館シリーズ。今回は、ホットドッグがテーマだが、ホットドッグという名前自体、よく考えてみると食べ物にしては変わっている。今の時代なら動物愛護団体から文句を言われたり、不買運動が起こっても不思議ではない。 著者曰く、ホットドッグとはソーセージである...
またやって来た「食」の図書館シリーズ。今回は、ホットドッグがテーマだが、ホットドッグという名前自体、よく考えてみると食べ物にしては変わっている。今の時代なら動物愛護団体から文句を言われたり、不買運動が起こっても不思議ではない。 著者曰く、ホットドッグとはソーセージであると定義している。赤身肉が基本で、家禽(かきん)が材料として使われるようになったのは、もっと後だ。そして、メイド。イン・アメリカのホットドッグは、18世紀後半から19世紀にかけてアメリカに移住してきたヨーロッパの移民の間で食べられるようになった。 ホットドッグの歴史として、2つの点から迫っている。1つは、ソーセージの由来。もう1つは、「ホットドッグ」の名前という大きなテーマがある。 ソーセージの起源に関して、「細かくきざむか何らかの加工をした肉を最初に動物の腸に詰めたもの」としている。約2万件前の後期旧石器時代からあったことが示唆レており、約1万3000年前から1万年前の中石器時代には間違いなく存在していたというから意外と古い歴史を持っている。 ソーセージと言えばパリッとした食感で有名なシャウエッセン。ソーセージで浮かんでくるのがドイツ。中世ドイツで、「豚肉でつくろソーセージはつくった朝のうちに食べなければならない」という1432年の法律が残っているのを2007年に研究者が発見したとある。いつ食おうが人の自由な気がするが、何か理由があったのだろうか。 大量生産が進んだのは、南北戦争後のアメリカだった。「鳴き声以外は豚のすべての部位をあますところなく使った」というくらい、食肉加工を効率的に行うようになった。 気になる、「ホットドッグ」という名前の由来だが、1893年9月28日付のアメリカの新聞に載っていたのが最初とある。 ホットドッグの起源につていかにもアメリカらしい。メジャー・リーグの球場で生まれた。もう一つは、1904年のセントルイス万国博覧会で生まれた。著者は最も現実的で、証拠資料も残っているのは、ニューヨークのブルックリンにあるコニーアイランド。ドイツ移民のチャールズ・フェルトマンが、ワゴンでソーセージをゆでて切れ目を入れたミルクパンにはさんで発売するようになった。これに関しては、名前ではなく、商品としての誕生物語だそうだ。 ホットドッグの売り方はいろいろあったが、一番目立ったのが広告だ。オスカー・マイヤーという会社の高校シンボル「ウインナーモービル」だ。さすがアメリカと言いたくなるようなわかりやすい宣伝の仕方だ。子供なら食いついてくるのは間違いない。これを見たお子様が、「買って、買って、買って」と叫ぶ駄々っ子モンスターに変身する。 世界のホットドッグの中で、日本の話も載っている。日本に関しては、どうも一大ブームが起こってハンバーガーのように大規模チェーン店が海外からやってきたり、日本発のホットドッグチェーン店誕生には至っていない。一線を超えるのは難しいようだ。オフホットドッグかな。 日本でよく見かけるホットドックと言えば、コンビニのアメリカンドッグ。あれはホットドッグの一種というのか変化形なのだろうか。年に、1,2回くらい買って食べたことがある程度だが、どこからあのようなものが生まれたのか知りたいなあ。後は、コーヒーチェーンのドトールのジャーマンドッグかな。バリッとしたソーセージが印象的で手ごろな価格で食べられるのでたまに注文している。 ホットドッグもいろいろな段階を経て今があるのだなあ。もっとホットドッグに注目したくなった。 ウインナーモービル https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%AB ドトールのサイト http://www.doutor.co.jp/dcs/menu/list/hotdog.html
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「食」の図書館の1冊~ドイツからアメリカへの移民が持ち込み、犬の肉使ってんじゃないと言うことと、姿がダックスフントに似ていることから呼ばれるようになり、NYでは屋台で食料販売が許されたので流行し、コニーアイランドのモノが定番化したが、アメリカ全土でバリエーションを増やし、世界中で...
「食」の図書館の1冊~ドイツからアメリカへの移民が持ち込み、犬の肉使ってんじゃないと言うことと、姿がダックスフントに似ていることから呼ばれるようになり、NYでは屋台で食料販売が許されたので流行し、コニーアイランドのモノが定番化したが、アメリカ全土でバリエーションを増やし、世界中で。ホットドッグはソーセージを食べる方法だった。手に持てるようにパンに挟む~アメリカ人じゃないので付いていけないな。でも食べたくなっちゃった、ソーセージ
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読みづらい!まぁ訳本だから仕方ないけれど、知らない固有名詞が頻出すると辛い。 読みたいシリーズは多々あるけど、同じようなテイストであれば、疲れそうだから読みたくない。少し読むのがしんどい本だと感じた。
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