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魔法をかける編集 しごとのわ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | インプレス |
発売年月日 | 2017/07/14 |
JAN | 9784295001980 |
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魔法をかける編集
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商品レビュー
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13件のお客様レビュー
241101*読了 この本も、出会いの瞬間をよく覚えている。 それは2018年の秋、ちょうど今くらいの季節。 阪神競馬場で開催されていたマルシェ的なイベントに出店されていた古書店さんでこの本と出会い、タイトルに惹かれて購入。 しかもどういうわけかサイン本。どんな経緯でこの古書店...
241101*読了 この本も、出会いの瞬間をよく覚えている。 それは2018年の秋、ちょうど今くらいの季節。 阪神競馬場で開催されていたマルシェ的なイベントに出店されていた古書店さんでこの本と出会い、タイトルに惹かれて購入。 しかもどういうわけかサイン本。どんな経緯でこの古書店さんにたどり着いたのだろう。 当時も「編集」には興味があったものの、数えきれないほどの積読を抱え続けて生きているので、この本も本棚でずっと眠っていた。 6年もの時を経て、やっとページを開くことになったのは、この夏からかかわっている奈良をまるごとつなげるメディア「ナラゴト」がきっかけ。 奈良という地域を盛り上げていく、それはまさしく地域編集であり、「ナラゴト」をローカルメディアとして育てていきたいと思っていて、そんな折にふと本棚からこの本が読んでいる気がした。 ぱらぱらとページをめくって驚いたのは、それがまさしくローカルメディアの本だったから。 「編集」のことばのみに反応して購入したので、出版業界でばりばり活躍されている編集者さんのノウハウ本と思い込んでいたら、実は自分がやりたいと思っていた地域に根差した編集者さんであり、紙媒体だけでなく幅広く、地方の魅力を引き出すことをされてきた人だった。 本を愛していると、こんなふうに運命的な偶然がよく起こる。2018年に読んでいたら、ここまで感銘を受けなかったかもしれない。まさに今がこの本を読むべきときだった。 藤本さんも大切さを説かれているように、「待って」くれていたのかもしれない。 さて、内容はいまの自分にとって勉強になることばかりで、藤本さんが語ってくださったことをさてどう「ナラゴト」に活かすかばかりを考えている。 ヴィジョンをもつこと、あくまでも冊子の発行にしろイベントにしろ手段であって、描く未来をもっていなければ立ち行かないこと。 藤本さんのように、わたしも奈良の人がより奈良を誇らしく思える未来をつくっていきたいと思った。 この本が出版された当時と比べても、紙媒体の勢いは特に大手雑誌ほど廃れていっている向きはあるけれど、やっぱりゆくゆくは紙媒体ももちたい。 webと紙とオフラインと、それぞれにできることがあって、伝えられることがある。 わたしの編集クエストは始まったばかりで、武器も道具もこれから見つけなきゃ、な状態だからこそ、この本でレベルアップしたい。まさしく秘伝の書。 ここで紹介されている杜氏の方や市長さんなど、編集者でなくても編集の力を発揮している魔法使いのような人に対しても見習いたい。 その人たちと藤本さんのかけあわせがまた、より強い魔法を生み出している。 人にフォーカスを当てるのもまさに自分がしたいことで、インタビューやその切り取り方、企画の立て方、すべてが編集のたまもので、編集次第で大きく変わる、そのことを一貫して感じた。 藤本さんにいつかお会いして、お話を聞いてみたいとすら思う。 この本を出されてから7年経ったわけだし、その間、藤本さんはどんなふうに編集をされてきたのか、直接お伺いしたい。
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話しかけられているような本だった。 杜氏さんのデータのはなしとLCVが免許をとった理由のはなしが好き。 だじゃれありなところも好き。
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◯この、あって然るべき謙虚さが消えてしまうのが目標の怖さです。(30p) ◯必要なものは現場で100パーセント持って帰るんだという気持ちと、そこから生まれるほどよい緊張感が、よい現場を作り、よい取材を生みます。(171p) ◯蔦谷さんの仕事から、この、<整理し、まとめ、ふれら...
◯この、あって然るべき謙虚さが消えてしまうのが目標の怖さです。(30p) ◯必要なものは現場で100パーセント持って帰るんだという気持ちと、そこから生まれるほどよい緊張感が、よい現場を作り、よい取材を生みます。(171p) ◯蔦谷さんの仕事から、この、<整理し、まとめ、ふれられるものにする>という、あまりにストレートな魔法の偉大さを知る僕は、できるだけ誠実にその仕事に取り組みました。(192p) ◯もっともインパクトがある瞬間っていうのは、こんなものがあったらいいなって思っていたものが、目の前にあったときや(196p) ★新しい価値観を提案するのだが、世の中に受け入れられないと独善になってしまう。半歩先という塩梅が絶妙だと思う。
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