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政治思想史入門
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政治思想史入門

堤林剣(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 慶應義塾大学出版会
発売年月日 2016/04/25
JAN 9784766423365

政治思想史入門

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2016/05/15

古代ギリシャからルソーを扱う政治思想の教科書。現代の政治理論が登場しないとはいえ、各章はいずれも濃密な内容になっている。全体の構成としては、第一章で本書全体を通して登場するカテゴリー、「コスモス」、「運命」、「時間」、「法」についての説明が加えられる。第二章~第四章では、まず古代...

古代ギリシャからルソーを扱う政治思想の教科書。現代の政治理論が登場しないとはいえ、各章はいずれも濃密な内容になっている。全体の構成としては、第一章で本書全体を通して登場するカテゴリー、「コスモス」、「運命」、「時間」、「法」についての説明が加えられる。第二章~第四章では、まず古代ギリシア世界、そしてプラトン、アリストテレスの思想が検討される。第五章「ワープ!」で、タイトル通り、古代ローマからヨーロッパ中世の思想の要点が概観される。その後、第六章~第九章で、マキアヴェリ、ホッブス、ロック、ルソーが順次検討されていく。個人的には、ルソーの解釈については異論がある。ルソーが『社会契約論』で構想した国家においては、息子が戦争で死ねばそれに喜ぶような母親がいるだろう。そうでなければ、人間性を変えるほどの力量を持った立法者は必要ないのではなかろうか。――とはいえ、このように批判的に本書を吟味できるのも、教科書にしては珍しく膨大な量の脚注がついているおかげである。そのため、どのタイプの研究が解釈の基礎になっているのかがよく分かるようになっている。

Posted by ブクログ

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