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ぼくの村がゾウに襲われるわけ。 野生動物と共存するってどんなこと?
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ぼくの村がゾウに襲われるわけ。 野生動物と共存するってどんなこと?

岩井雪乃(著者)

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ぼくの村がゾウに襲われるわけ。 野生動物と共存するってどんなこと?

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 合同出版
発売年月日 2017/06/01
JAN 9784772613163

ぼくの村がゾウに襲われるわけ。

¥1,540

商品レビュー

3.3

6件のお客様レビュー

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2020/03/08

一般の人に届きづらい野生動物の保全や人との共存を取りまく多様な課題や視点が、平易な言葉で現場の事例と共にわかりやすく示されている。主に中学生と思われるが、小学生高学年でも理解可能かつ視点としては高校生にも知ってほしい内容。

Posted by ブクログ

2019/01/28

アフリカは広大で、動物も人間ものびのびと暮らしているというイメージがありますが、実際には野生生物と人間の共存問題が深刻だと知りました。サファリなど、自然動物を対象にした観光ビジネスを押し出すアフリカの国々。 動物保護区域を設けて豊かな自然を築き上げているアフリカの観光地。実はそ...

アフリカは広大で、動物も人間ものびのびと暮らしているというイメージがありますが、実際には野生生物と人間の共存問題が深刻だと知りました。サファリなど、自然動物を対象にした観光ビジネスを押し出すアフリカの国々。 動物保護区域を設けて豊かな自然を築き上げているアフリカの観光地。実はその自然国立公園は、そこに以前から住んでいた住民を追い出して作ったものだとは考えたこともありませんでした。 また、狩りをして生計を立てていた人々が、ある日突然国から狩猟を禁じられて路頭に迷うといった問題も起きています。生活のために仕方なく狩りをするのは、密漁と見なされて罰せられます。 武器で追い払えない人々は、畑を荒らされないよう、焚火をたくのが精いっぱいだとのこと。ゾウを殺した人間は罰せらても、ゾウが人間を殺しても問題にならないと、国レベルで観光ビジネスを推し進め、法律で人々の生活を規制します。 観光メイン、白人ファーストといったゆがみが恐ろしい。どこか狂っており、人々の生命の危険を感じます。 狩りを止めた人間を恐れなくなった野生の象は猛々しく畑を荒らしまわり、住民の生活を破壊します。私たちの知る、身体は大きいけれど穏やかな動物園の象とは全く違うのです。 野生生物よりも軽んじられている人間の命。もっと大きな問題として採り上げられてもいいひずみを感じます。 動物好きの人にこそ、読んでもらいたい内容。無関心ではいられない現実が記されています。

Posted by ブクログ

2018/12/26

表題の通り、なぜ村が像に襲われるのかをわかりやすく解説した本。 大抵、像に襲われる村は、像が住んでいるエリアの近くにある。 もともと住んでいた草原・村を自然保護のため、国立公園を作るために追い出された先住民たちが、近くに村を新しく作って住んでいるため、像が生活してるエリアに隣接し...

表題の通り、なぜ村が像に襲われるのかをわかりやすく解説した本。 大抵、像に襲われる村は、像が住んでいるエリアの近くにある。 もともと住んでいた草原・村を自然保護のため、国立公園を作るために追い出された先住民たちが、近くに村を新しく作って住んでいるため、像が生活してるエリアに隣接している。 自然保護名目の国立公園では、白人観光客向けに狩ができたり、サファリパークになったりしてる。 または途上国が絶滅危惧種の保存等の要望をしてくるため、アフリカ政府は途上国に従っていう通りにしている現実がある。 つまり表題の答えは、一言で言えば先進国のせい。 意外なことを知れる一冊です。

Posted by ブクログ

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