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ばけもの好む中将(六) 美しき獣たち 集英社文庫
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ばけもの好む中将(六) 美しき獣たち 集英社文庫

瀬川貴次(著者)

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ばけもの好む中将(六) 美しき獣たち 集英社文庫

616

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2017/06/22
JAN 9784087455977

ばけもの好む中将(六)

¥616

商品レビュー

3.3

16件のお客様レビュー

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2023/04/28

九の姉上初登場。鬱屈している人ですね。そこへ出くわした稲荷社の専女衆の圧倒的なパワー、大専女の華麗な回転ジャンプは、フィギュアスケートの超絶技巧のよう! 九の姉上も舞を披露するし、この巻も「踊るナントカ」系のタイトルが似合いそうですね。

Posted by ブクログ

2022/12/17

九の姉が中心で進む話。この人がまたまた癖のある人だねえ。いや、人間らしい屈折があっていいのかも。でも、きっとこれからもかき回していく役割をするんだろうな。トリックスター的?いやはや宗孝も大変だ。稲荷社の巫女さんたちが猥雑ですごい。親玉の空中3回転半も強烈。淫靡な踊りは本当にあった...

九の姉が中心で進む話。この人がまたまた癖のある人だねえ。いや、人間らしい屈折があっていいのかも。でも、きっとこれからもかき回していく役割をするんだろうな。トリックスター的?いやはや宗孝も大変だ。稲荷社の巫女さんたちが猥雑ですごい。親玉の空中3回転半も強烈。淫靡な踊りは本当にあったんだね。和泉式部が実際に目撃したみたいだし。

Posted by ブクログ

2021/10/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

やっと12人のお姉さんが全員登場しましたが、未だに半分以上はちゃんと把握できていません… 今回は怪異は少なめで、9番目のお姉さんの不安な気持ちや、揺れてしまう心といった、複雑でモヤモヤする女心がメインのお話でした。なんだか人間らしい彼女の心情が、分かりやすい文章で書かれているので臨場感があって、覗いてはいけないものを見てしまった気持ちになって終始ドキドキしていました。 真ん中あたりで真白の君と春若のお話が少しだけ出てきました。今のところ、この2人のこれからの展開を一番楽しみにしています。春若は健気で一生懸命頑張っているから応援したくなってしまうし、真白の君も好感の持てる強くて素敵な女性だから、春若が好きになってしまうのも分かるなぁ… 真白の君は、今まで子どもだからとあまり相手にしていなかったけれど、これからどうなっていくのでしょうか。

Posted by ブクログ