商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2017/06/17 |
JAN | 9784569838205 |
- 書籍
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知的人生を楽しむコツ
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知的人生を楽しむコツ
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商品レビュー
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そもそもなぜ毎日がつまらなくむなしさを感じるのか? 答えは、食べることの心配がなくなり暮らしにゆとりが生まれたから。国民全員が平安時代の貴族のような生活を送れているおかげで暇(むなしさ)が起こった。 社会が豊かになれば自殺者が増えるという人間ならではの事象。 暇(むなしさ)をなく...
そもそもなぜ毎日がつまらなくむなしさを感じるのか? 答えは、食べることの心配がなくなり暮らしにゆとりが生まれたから。国民全員が平安時代の貴族のような生活を送れているおかげで暇(むなしさ)が起こった。 社会が豊かになれば自殺者が増えるという人間ならではの事象。 暇(むなしさ)をなくすには自分のよさを活かして好きなことを実行し社会に役立てていくこと。 すなわち今に満足し今を生きて今ある幸せに気づくこと。学びを続ける(知的好奇心を満たす)ことで人生は楽しめる。 齋藤孝さんの書物はわかりやすく引き込まれて文中に引用されている数々の本を読みたくなる。 「暇だから何か面白い本読みたい。」 「何か為になる時間の使い方がしたい」 と漠然と思っている人にオススメ。
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情報過多というのは非常に強い刺激である。 現代のようにスマホが普及していると、常に情報を得ることができる。 新しい情報というのは人間のドーパミンを刺激する。 なぜなら狩猟採集の時代においては情報こそが生き延びるのに必要なことであったからだ。だからこそ新情報に行動を起こしたくなるよ...
情報過多というのは非常に強い刺激である。 現代のようにスマホが普及していると、常に情報を得ることができる。 新しい情報というのは人間のドーパミンを刺激する。 なぜなら狩猟採集の時代においては情報こそが生き延びるのに必要なことであったからだ。だからこそ新情報に行動を起こしたくなるように人間は設計されている。 こうした情報の波に溺れていると、ドーパミンのみを追い求めることになる。 本書はそれに警鐘を鳴らしている。 ドーパミンの出るような高刺激の趣味ではなく、セロトニンの出るような低刺激の趣味を持ちなさい、と本書は語っている。 一見退屈だけれどもしっかり味わってみると意外と深いもの。 そういったものに対して腰を据えて臨めるか。 多くの人はNoと答えるだろう。 自分もその一人だ。 刺激の強い情報社会だからこそ、刺激の低いものに腰を据えられる人でありたい。 じっくりと退屈と向き合っていきたい。
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※このレビューにはネタバレを含みます
精神が成熟するにつれて、人生は楽しくなる。 知性はひけらかすものではなく、自分の人生を豊かにするためのもの。 人間は、扁桃体で不安を感じるけれど、前頭葉が司る「知性」によって、扁桃体の興奮を抑えることができる。不安を抑えて、楽しく前向きに生きられる。 知性を磨くには…漫画を含む読書、美術、音楽、映画が有効。 現代の自己啓発本に、たくさんの為になる教えが載っているけれど、それは何百年も前の古典に既に書かれていたことが多い。古典、避けていたけど読みたくなった。 成熟した大人って? 心配しても仕方のないことは心配しないという判断ができること。 人の課題まで背負い込まないこと。 失敗をいつまでも引きずらず、気持ちを切り替えて次に進めること。 人と比較することに価値を見いださなくなること。 それが成熟した大人。 そうなるためにも、知性が必要。 大人の関係で大切なのは、敵対的な関係にならないこと。苦手な人と距離をとってもいいけれど、争うのは違う。 齋藤孝さんといえば、の「偏愛マップ」 自分の好きをとことん知って、深くして、広げていければ人生楽しい♫ 私は、何にどハマりしているのか、過去は何が好きだった?そこを深掘りしていくことで、自分をご機嫌にする方法をたくさん持つ。
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