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知的人生を楽しむコツ の商品レビュー

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2024/06/10

そもそもなぜ毎日がつまらなくむなしさを感じるのか? 答えは、食べることの心配がなくなり暮らしにゆとりが生まれたから。国民全員が平安時代の貴族のような生活を送れているおかげで暇(むなしさ)が起こった。 社会が豊かになれば自殺者が増えるという人間ならではの事象。 暇(むなしさ)をなく...

そもそもなぜ毎日がつまらなくむなしさを感じるのか? 答えは、食べることの心配がなくなり暮らしにゆとりが生まれたから。国民全員が平安時代の貴族のような生活を送れているおかげで暇(むなしさ)が起こった。 社会が豊かになれば自殺者が増えるという人間ならではの事象。 暇(むなしさ)をなくすには自分のよさを活かして好きなことを実行し社会に役立てていくこと。 すなわち今に満足し今を生きて今ある幸せに気づくこと。学びを続ける(知的好奇心を満たす)ことで人生は楽しめる。 齋藤孝さんの書物はわかりやすく引き込まれて文中に引用されている数々の本を読みたくなる。 「暇だから何か面白い本読みたい。」 「何か為になる時間の使い方がしたい」 と漠然と思っている人にオススメ。

Posted byブクログ

2021/07/28

情報過多というのは非常に強い刺激である。 現代のようにスマホが普及していると、常に情報を得ることができる。 新しい情報というのは人間のドーパミンを刺激する。 なぜなら狩猟採集の時代においては情報こそが生き延びるのに必要なことであったからだ。だからこそ新情報に行動を起こしたくなるよ...

情報過多というのは非常に強い刺激である。 現代のようにスマホが普及していると、常に情報を得ることができる。 新しい情報というのは人間のドーパミンを刺激する。 なぜなら狩猟採集の時代においては情報こそが生き延びるのに必要なことであったからだ。だからこそ新情報に行動を起こしたくなるように人間は設計されている。 こうした情報の波に溺れていると、ドーパミンのみを追い求めることになる。 本書はそれに警鐘を鳴らしている。 ドーパミンの出るような高刺激の趣味ではなく、セロトニンの出るような低刺激の趣味を持ちなさい、と本書は語っている。 一見退屈だけれどもしっかり味わってみると意外と深いもの。 そういったものに対して腰を据えて臨めるか。 多くの人はNoと答えるだろう。 自分もその一人だ。 刺激の強い情報社会だからこそ、刺激の低いものに腰を据えられる人でありたい。 じっくりと退屈と向き合っていきたい。

Posted byブクログ

2021/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

精神が成熟するにつれて、人生は楽しくなる。 知性はひけらかすものではなく、自分の人生を豊かにするためのもの。 人間は、扁桃体で不安を感じるけれど、前頭葉が司る「知性」によって、扁桃体の興奮を抑えることができる。不安を抑えて、楽しく前向きに生きられる。 知性を磨くには…漫画を含む読書、美術、音楽、映画が有効。 現代の自己啓発本に、たくさんの為になる教えが載っているけれど、それは何百年も前の古典に既に書かれていたことが多い。古典、避けていたけど読みたくなった。 成熟した大人って? 心配しても仕方のないことは心配しないという判断ができること。 人の課題まで背負い込まないこと。 失敗をいつまでも引きずらず、気持ちを切り替えて次に進めること。 人と比較することに価値を見いださなくなること。 それが成熟した大人。 そうなるためにも、知性が必要。 大人の関係で大切なのは、敵対的な関係にならないこと。苦手な人と距離をとってもいいけれど、争うのは違う。 齋藤孝さんといえば、の「偏愛マップ」 自分の好きをとことん知って、深くして、広げていければ人生楽しい♫ 私は、何にどハマりしているのか、過去は何が好きだった?そこを深掘りしていくことで、自分をご機嫌にする方法をたくさん持つ。

Posted byブクログ

2018/05/04

読むのを断念した本。タイトルにひかれて図書館で借りてみて、帰宅してから読み始めてみたんですが、どこかで聞いたような話が延々と、説得力もないうすっぺらなかたちで提示されるだけの本だったので、途中で馬鹿らしくなって読むのをやめました。 こういう本って、「知的人生を送るのが人間にとって...

読むのを断念した本。タイトルにひかれて図書館で借りてみて、帰宅してから読み始めてみたんですが、どこかで聞いたような話が延々と、説得力もないうすっぺらなかたちで提示されるだけの本だったので、途中で馬鹿らしくなって読むのをやめました。 こういう本って、「知的人生を送るのが人間にとって最善である」という前提にたって、「だから、読む気がなくても本を読め!」とか押し付け気味で書かれているものが多くて、この本も例外ではありません。しかし、その前提を共有していない人がこの本を読んで、「そうだ、私も本を読まなければ!」と思うようになるのだろうか? そんな観点でこの本を眺めたんですが、まあ、前提を共有していない人にはなにひとつ響かないでしょうね。えらそうな自慢話に辟易して終わるだけでしょう。

Posted byブクログ

2017/12/14

【本の内容を一言で】 成長している実感を得る為にも、日々学んで脳に汗をかく事を楽しみましょう! 【内容まとめ】 1.学ぶ事は、人生を前に推し進めてくれる推進力になる。 2.エビングハウスの忘却曲線:記憶した1時間後に56%、1日後に74%忘れてしまう。 3.臍下丹田を意識して...

【本の内容を一言で】 成長している実感を得る為にも、日々学んで脳に汗をかく事を楽しみましょう! 【内容まとめ】 1.学ぶ事は、人生を前に推し進めてくれる推進力になる。 2.エビングハウスの忘却曲線:記憶した1時間後に56%、1日後に74%忘れてしまう。 3.臍下丹田を意識して、深くゆっくりした呼吸を心掛ける 【感想】 斉藤孝は年間30冊ほど本を書いているらしい。 そして一体いつ読んでいるのか分からないが、年間2~300冊本を読んでいるらしい。(速読というか全部は読んでいないが。) プラス明治大学の教授なのだから、このお方のバイタリティは少しおかしいんだろう・・・笑 そのせいかもしれないが、本書籍の感想としては薄っぺらいなーと思った。 確かに「掴み」の部分はとても良かったが、中だるみは否めないかと・・・ ただ、「学ぶことのバイタリティ」や「知識が増える楽しさ」は、この本では存分に感じることができた。 また、インプットの限界というか「アウトプットしないと忘却する」というのもエビングハウスの忘却曲線という観点から考えると至極全うかなと。 やっぱり復習とアウトプットは大切だな。 新聞毎日読んできるけど、全然身についていない気がする。笑 なんし、知的人生を楽しむ為には、「目標を持ったインプット」と「それを活かすアウトプット」を意識しよう! 【引用】 学ぶことは、物事の意味を新たに獲得して、自分自身が変わっていく事でもあります。 一つ知識が増えて、一つ利口になって、豊かな心持ちになる。 あるいは、技が身について、色々な事ができるようになる。 これらは学ぶ事のメリットです。 学ぶ事は、人生を前に推し進めてくれる推進力になる。 そして学びは、いくつになっても自分は成長しているという実感も、私たちにもたらしてくれます。 どんなことがあったって、 「学んでいれば、私の人生は大丈夫!」 「気晴らしすれば、私の人生は大丈夫!」 p15 ・音読のすすめ 脳に汗をかくには音読や計算がいい。 1分間ほど早めの速度で音読すると、頭がシャキッとしてリフレッシュします。 p32 ・エビングハウスの忘却曲線 →記憶した1時間後に56%、1日後に74%忘れてしまう。 何かを知ったら、何かを学んだら、すぐに誰かに話す!! p102 ・セロトニン+時々ドーパミンの楽しみ方 セロトニンが低刺激 ドーパミンが高刺激での楽しみ方 p121 ニーチェ 「万人の道というものは存在しない」 「私の道はこれだ。君の道はどこなんだ?」 他人を羨望するのではかく、他人と比較するのでもなく、自分で選んで人生を進むこと! p158 ・人間関係の食わず嫌いは勿体ない アドラー →「仕事」「交友」「愛情」の3つが順調であれば、人生もうまくいく ・淡い付き合いのすすめ 『君子の交わりは淡きこと水の如し、小人の交わりは甘きこと醴(れい)の如し。』 醴とは甘酒 →徳の高い立派な人の交際は水のように淡くサラっとしていて、徳の低いつまらない人の交際は甘酒のようにドロっとしている p220 ・深くゆっくりした呼吸を心掛ける 今の日本人の多くは、胸だけの浅い呼吸をしています。 臍下丹田を意識して呼吸をすることで、集中力が高まったり落ち着いたりします。 呼吸は教わらなくても生まれた時からできるために軽視されがちですが、心身をコントロールする上でとても大切です。

Posted byブクログ