商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 共和国 |
発売年月日 | 2017/06/10 |
JAN | 9784907986407 |
- 書籍
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夜明けの約束
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夜明けの約束
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商品レビュー
3
4件のお客様レビュー
サラサラと読み進めることができたが、お母さん、こわいー!!子供に対する愛情が凄すぎる。これは、子供の父親に対する愛を子供に向けているからなのか、お国柄なのか、、、ただ、子供(自伝的な話なので、ロマン・ガリのこと)もそれに応えようと必死になっているところがすごいと思った。普通なら?...
サラサラと読み進めることができたが、お母さん、こわいー!!子供に対する愛情が凄すぎる。これは、子供の父親に対する愛を子供に向けているからなのか、お国柄なのか、、、ただ、子供(自伝的な話なので、ロマン・ガリのこと)もそれに応えようと必死になっているところがすごいと思った。普通なら?反抗して出ていく、いうこと聞かないなどなど、、、になるはずなのに、そうならずしっかり母の期待に応えて、作家になった。母と子の強い結びつきの成功例と言えるのかなーと思った。 内容については、自伝的な内容が綴られていて、お母さんもそうだが、ヴァレンティーナも怖い。登場する女性にびっくりしてしまうが、時代なのか。 自伝なので、すごく盛り上がったりする訳ではないが、最後にものすごい衝撃を受けた。この最後を書くために今までの話しがあったのか!!と思わされた。 母親の執念というか、愛情の奥深さになんだかとても感動してしまった。最後の最後に逆転された気分になった。
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『凧』と一緒に購入。買ったと思っていたが、買ったのは『ハバナ零年』の方だったか。 フランスの有名作家、ロマン・ガリの最高傑作と名高い長編。自伝的な要素が強く、主人公の経歴やエピソードは概ね、著者本人のものと考えていいだろう。 さて、本書を読んで感じたのは、要するにこれって、フランス版の『母を恋ふる記』、或いは『少将滋幹の母』ではないか? ということ。 今の時代、現実にいたら、間違いなく『キモいマザコン野郎』扱いされるであろう主人公だが、何処までも純粋に母親の影を追い求めている辺り、物凄く谷崎っぽい……。
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ううーん。けっこう濃いわよ。スタイル的には、私がつぶやいてる家族の話っぽいスタンスの気がするのよね。雰囲気は違うけどさ。お国柄ですかねー。いい大人がいつまでもナイーブのまま生きていて、いんだろか、と思う。日本人なら「あいつイタイよね」とヒソヒソされる物件でも、パリなら「うわあの人...
ううーん。けっこう濃いわよ。スタイル的には、私がつぶやいてる家族の話っぽいスタンスの気がするのよね。雰囲気は違うけどさ。お国柄ですかねー。いい大人がいつまでもナイーブのまま生きていて、いんだろか、と思う。日本人なら「あいつイタイよね」とヒソヒソされる物件でも、パリなら「うわあの人繊細やわ、都会人」となるんやろか。 何だか勝手にイアンマキューアン的イメージを作者にぶつけてたらしいな。ジミーちゃんの絵画あるじゃないですか、あんな感じ。世界的にすごい評価されてる!でも自分の周りで好きな人は誰もいない!
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