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母ではなくて、親になる
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2017/06/01 |
JAN | 9784309025803 |
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母ではなくて、親になる
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商品レビュー
3.7
75件のお客様レビュー
アイデアは言葉のためにある。 うーん、意味が分からない。アイデアを表現するために言葉を使役したら本末転倒、ってそうじゃないの?どゆこと? 子育て、子供に対して元から明るいイメージを抱いている人の文章を読めて嬉しい体験だ。 私が子供が苦手だからなのもあるかもしれないが、子育てや出...
アイデアは言葉のためにある。 うーん、意味が分からない。アイデアを表現するために言葉を使役したら本末転倒、ってそうじゃないの?どゆこと? 子育て、子供に対して元から明るいイメージを抱いている人の文章を読めて嬉しい体験だ。 私が子供が苦手だからなのもあるかもしれないが、子育てや出産に関してネガティブなイメージや情報ばかり受け取ってきたから、こんな風に感じる人もいるのか、と勉強になる。 ちょうど出産、子育てについて悩んでいる時期でもあるので手に取った本。 母ではなく親になる、すると自然に夫も同じ親になる。父ではなくて。 その距離感、境界線の引き方、考え方、捉え方が新しくて素敵だと感じた。私はまだまだ昔の母親像の価値観に縛られている。 帝王切開についても、正直に手術で産んだ、とか赤ん坊のプライバシーとか、ひとつひとつが新鮮でおもしろい。これ読んで私の中の子供や母親や父親に対する偏った見方をちょっとずつ修正していきたい。 そして、表紙のイラスト、素敵。シンプルで可愛い。 どこかで見たことある絵柄だな?と思っていたら、ヨシタケシンスケさんでしたか。たしかに、言われてようやく思い出した。人気作家さんですねぇ 寝るのが怖いのは、死に近い感覚だからなのでは、という説には私も共感する。そうだと前から感じていた。 私も寝るのに時間がかかっていた、だから一人暮らしをしていた時は私は寝つきが悪いんだと思っていたが、パートナーと同棲し始めてからはすぐに眠りに落ちることが判明した。 寝つきが悪いんじゃなくて、眠ることが怖いからついスマホをいじったり、じっとしていられなくて起き出したりしているだけだった。 赤ん坊が眠れなくてぐずる、その気持ちがすごく分かる。なんだ、私は赤ん坊に近いのか。年齢で言えば大分遠いんだが。でも他にそう感じる人もたくさんいるよね? 「あんたのためにということばはいついかなる時も美しくない」 おおー!素晴らしい 〇〇のために、と言われた時の嫌な感覚を上手く言語化した素敵な一文だわ。 終わりの、「もう、死んでもいい」 私もそんな心境にたどり着きたいと強く思った。寂しさや暇を理由に赤ん坊を欲しがるのはいかがなものかという考えは広くあるし、著者も言及しているし、私自身もそう思うが、でも最後のこのフレーズを含む一部分を読んで、私も赤ん坊が欲しくなった。 育てるのはもちろん大変だろうし、お金の不安もあるし、自分自身アダルトチルドレンの傾向があることを自覚しているから、そんな人間は子供を産むべきでは無いと今まで思っていた。が、「もう死んでもいい」と心から思えるなら赤ん坊が欲しい。なんてエゴだ。 でもどこかで、「子供を産むのは究極のエゴ」「親の都合で子供は産まれてくる」と目にしたから、やっぱり子供を欲しがるのはエゴなのかも。
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はじめての山崎ナオコーラさん! 相性が良かったのか、独特の切り口にハマりました! 他の本も読んでみよう…!
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かなり良かった。 フラット且つ純粋に目の前の事象をとらえ、 「はて?」と思える観察眼。 “普通という名の圧力”に流されそうになる時も、 自問自答で軌道に戻す客観性の高さ。 父・母、男・女、という性差の呪いから 離れられる本だと思った。 それを淡々と、押し付けがましくない温度感...
かなり良かった。 フラット且つ純粋に目の前の事象をとらえ、 「はて?」と思える観察眼。 “普通という名の圧力”に流されそうになる時も、 自問自答で軌道に戻す客観性の高さ。 父・母、男・女、という性差の呪いから 離れられる本だと思った。 それを淡々と、押し付けがましくない温度感で記されているのが心地よい。 「汚して、洗って」の章がグッときた。 子には十分に汚れてもらって、 洗ってもらえる場所が沢山ある人生を生きてほしい。 その洗う場所を私もひとつ、いつでも用意しておきたい。 わたしも家族が出来て、 死にたくなる夜が減ったように思う。
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